Melancholic metal – Gothic / Melodic death

 

 

 

今回は、フィンランドのゴシックメタル、メロディックデスメタルの

バンドを紹介します。

 

 

 

 

 

The 69 Eyes

The 69 Eyes(ザ・シックスティナイン・アイズ)は、フィンランドの

ゴシックメタルバンド。

1989年夏、ヘルシンキのバーに集まったJyrki 69(Jyrki Pekka Emil

Linnankivi)、Archzie(Syyskuu)、Timo-Timo、Lotto、Bazieで

バンドを結成。

1990年、EP『Sugarman』をリリース。

1991年にはEP『Barbarella』をリリースした。

1992年、Lottoが脱退しJussi 69が加入。以来バンドはメンバー

チェンジなしで活動を続けている。同年、デビューアルバム

『Bump ‘n’ Grind』をリリースする。

2000年、Gaga Goodies/Poko Rekordsより5thアルバム『Blessed Be』

をリリース。

アルバムは90年代のカルト映画「The Crow」をテーマにしている。

トラック4の『Brandon Lee』は撮影中に銃で撃たれ死亡した主演の

俳優、ブランドン・リーに捧げたもの。

Velvet Touch』は、2ndアルバム『Savage Garden』のオリジナル・

バージョン(グラムメタルサウンド)の再録となっている。

アルバムから『Gothic Girl』、『Brandon Lee』、『The Chair』、

Stolen Season』のシングルとミュージックビデオがリリースされ、

『Blessed Be』はフィンランドのアルバムチャートで4位に上昇、

1ヶ月以上トップ10にとどまった。

バンドの音楽スタイルは、当初はモトリー・クルー、ハノイ・ロックス

などのグラムメタルバンドに影響を受けたものであったが、次第に

イギリスのゴシックロックバンド、ザ・カルトやシスターズ・オブ・

マーシーに影響を受けていき、そのスタイルを取り入れていく。

また、ドアーズ、エルビス・プレスリー、ビリー・アイドルなどの

ロックアーティストや吸血鬼の映画や文学からさらなる影響を受け

続け、ゴシックロックとロックンロールが融合したそのサウンドは

ファンから”goth ‘n roll”と呼ばれるようになる。

 

 

The 69 Eyes – The Chair

 

The 69 Eyes – Dance D’Amour

 

The 69 Eyes – Dead N’ Gone(ft. Benji Madden, Good Charlotte)

 

 

 

 

 

HIM

HIMは、は、フィンランドのゴシックメタルバンド。

1991年、ヘルシンキでVille Valo(ヴィレ・ヴァロ、B)、

Mikko”Mige” Paananen(B)はHIMの前身となるバンド、

His Infernal Majestyを結成。ヴィレ・ヴァロはギターのように

6弦ベースを弾いた。

ヴィレ・ヴァロ(B)、Mikko”Mige”Paananen(B)、Sami “Juippi”

JokilehtoJuippi(Ds)、Juha Tarvonen (Ds)のラインアップで

バンドはデモを制作する。

1993年にMigeが兵役の義務を果たすため脱退。バンドは一旦解散

する。

1995年、ヴィレ・ヴァロはギタリストのMikko “Linde” Lindström,と

ともにバンドを改革。兵役を終えたMigeがバンドに合流する。

ドラマーとしてJuhana “Pätkä” Rantala(1996–1999)が加入し

バンド名もHis Infernal MajestyからHIMに変更する。

ヴィレ・ヴァロは当初、ベーシストのままでいたかったが、リード

シンガー探しに難航しやむなくリードヴォーカルを引き受ける。

HIMのロゴ”heartagram”は、1996年にヴィレ・ヴァロの20歳の

誕生日に彼自身によって作成された。

1997年、ヴィレ・ヴァロ(Vo)、Mige(B)、Lindström(G)、

Juhana “Pätkä” Rantala(Ds)、Antto Melasniemi(Key, 1996 – 1998)

のラインアップでデビューアルバム『Greatest Lovesongs Vol. 666』

をリリースする。アルバムはロックバンド、Skreppersのドラマー

Hiili Hiilesmaaがプロデュースした。

アルバムは批評家から賞賛され、フィンランドで4位、ドイツで50位

だったが、後にプラチナを獲得した。『When Love and Death Embrace』、

Your Sweet Six Six Six』、『Wicked Game』の3つのシングルが

リリースされ、そのうちの2つ『When Love and Death Embrace』、

『Wicked Game』はフィンランドでトップ10に達し、ミュージックビデオ

も制作された。

また、1997年のEmma-gaala(フィンランドの音楽賞)で “Newcomer

of the Year”と”Debut Album of the Year”を受賞した。

バンドはこれまでEmma-gaalaで多くの賞に輝いた。

1999年には”Export of the Year”を受賞。

2000年『Razorblade Romance』が “Album of the Year”、

“Band of the Year “を受賞。

2001年 “Export of the Year “を受賞。

2005年には『Killing Loneliness』、タイトルトラック『Dark Light』、

Behind the Crimson Door』を収録したアルバム『Dark Light』が

“Rock Album of the Year “を受賞、シングル『Wings of a Butterfly』 が

” Song of the Year” を受賞した。

『Dark Light』は、フィンランドで1位、その後プラチナを獲得。

ドイツ、イギリス、アメリカでゴールドを獲得した。アルバムは

15カ国でチャートインし、HIMはアメリカでゴールドに認定された

フィンランド初のアーティストになった。3枚のシングルもリリース

され、フィンランドのチャートでは『Wings of a Butterfly』 が1位、

『Killing Loneliness』は2位を獲得した。

 

 

2017年3月5日、バンドはツアー後に解散することを発表した。

そして2017年大晦日、バンドはHelldoneフェスティバルに参加し

最後のライヴを行った。

ヴィレ・ヴァロはバンドのほとんどの曲を手掛けており、主に愛を

テーマにしたものとなっている。

バンドは自分たちの音楽を”love metal”と呼び、4thアルバムの

タイトルとしても使用した。ヴィレ・ヴァロによれば”love metal”

とは、自分たちの音楽を分類するのが困難という人にもすぐ理解

してもらえるように造られた言葉だという。

HIMが「ゴシックバンド」のジャンルで振り分けされていることに、

ヴァロは次のように述べた。

「我々はそれ(振り分け)について何もすることができません、

しかし、それには「より優しいゴシックバンド」という特別な

ニュアンスがあると私は思います」。

我々の音楽はフィンランドの伝統で非常にメランコリックです」

HIMはアメリカのゴールド認定を受けた最初のフィンランドの

アーティストとして位置づけられ、またTavastiaクラブ

(ヘルシンキにあるロックミュージック クラブ)のオーナー

Juhani Merimaaは、今までフィンランドのバンドの成功は

国内だけの小さな枠の中だけで、世界的な旋風を巻き起こすには

至らなかった」と述べ、Children of BodomやSonata Arcticaと

いった他のフィンランドのバンドを世界に認知してもらうための

ドアを開けた先駆者としてHIMを挙げ、その功績を讃えた。

世界中で1,000万枚以上のアルバムセールスを記録した、

フィンランドで最も商業的成功をおさめたバンドのひとつである。

 

最終メンバー

Ville Valo(Vo, 1995 – 2017, B, 1991 – 1993)

Mikko “Mige” Paananen(B, 1991 – 1993, 1995 – 2017)

Mikko “Linde”Lindström(G, 1995 – 2017)

Janne “Burton” Puurtinen(Key, 2001 – 2017)

Jukka “Kosmo”Kröger(Ds, 2015 – 2017)

 

 

HIM – When Love And Death Embrace

 

HIM – Pretending
     

 

HIM – The Funeral Of Hearts
     

 

HIM – Wings of A Butterfly

 

 

 

 

 

Sentenced

Sentenced(センテンスト)は、フィンランドのヘヴィメタルバンド。

1989年、オウルで結成された。

ゴシックメタルに分類されることが多いが、その暗く冷たい音楽性に

よってノーザンメランコリックメタルと称されることもある。

当初の音楽性はデスメタルであり、2ndアルバムからメロディックデスメタル

路線となった。3rdアルバム『Amok』は攻撃性ギターと慟哭的ヴォーカル

が鬩ぎ合う傑作が名を連ね、完成度の高いアルバムとして一つの到達点と

され、現在でも高い評価を得ている。

4枚目のアルバム『down』でヴォーカリストがヴィレ・レイヒアラに代わった

ことでデスヴォイスではなくなったと同時に、『自殺メタル』と称される、

暗くもの悲しい叙情性を持ったゴシックメタルに方向性を変える。

7枚目前後から、レコーディングとライブツアーの多忙さと、メンバーの

ほとんどがバンド活動に意欲を感じられなくなったことなどを理由に、

“センテンスト”みずからが自身に死を与えることを決定した。

2005年2月、バンドは解散声明を出し、同年5月に通算8作目にして

最後のスタジオ・アルバム『The Funeral Album』をリリース。10月1日に

バンドの地元オウルで行われたラスト・コンサートには、元メンバーの

タネリ・ヤルヴァもゲスト参加し、その模様が収録されたDVD

『Buried Alive』(2006年)は、2008年にフィンランドでプラチナ・

ディスクの認定を受けた。

 

最終メンバー

・Ville Laihiala(Vo, 1996 – 2005)

・Miika Tenkula(G, 1989 – 2005, 2009年2月18日死亡)(Vo, 1989 – 1992)

・Sami Lopakka(G, 1989-2005)

・Vesa Ranta(Ds, 1989-2005)

・Sami Kukkohovi(B, 1997-2005)

 

 

Sentenced – Nepenthe

 

Sentenced – Noose

 

Sentenced – Killing Me Killing You

 

Sentenced – No One There

 

 

 

 

 

Poisonblack

Poisonblack(ポイズンブラック)は、フィンランド出身の

元センテンストのフロントマン、ヴィレ・レイヒアラ率いる

ヘヴィメタルバンド。初期の音楽性はゴシックメタルに属している。

センテンストの黄金期のヴォーカリストであるヴィレ・レイヒアラが、

センテンスト在籍中の2000年にギターに専念するため中心となって

結成した。

結成時のメンバーは、ヴィレ・レイヒアラ (G)、ヤンネ・クッコネン (B)、

マルコ・スネック (Key)、タルモ・カネルハ (Ds)。

2001年にJ.P.レパルオト (Vo, ex-Charon)が加入。2002年にはセカンド・

ギタリストとしてヤンネ・ダールグレン (G)が加入。

2003年、センチュリー・メディア・レコードからデビューアルバム

『Escapexstacy』をリリース。リリース後、J.P.レパルオトとヤンネ・

ダールグレンが脱退。新ヴォーカリスト加入も検討されたが、結局

ヴィレがヴォーカルを兼任することとなった。

2004年にはヤンネ・クッコネンが脱退し、アンティ・レメス (B)が加入。

またヤンネ・マルクス (G)も同年に加入している。

2006年、2ndアルバム『Lust Stained Despair』をリリース。

『Lust Stained Despair』は前作に比べ、叙情的なメロディーはそのままに、

よりメタリックでヘヴィな仕上がりとなった。

2010年、3rdアルバム『A Dead Heavy Day』をリリース。

『A Dead Heavy Day』ではヤンネ・マルクスもソング・ライティングに

積極的に関与。このアルバム以降ブルージーなテイストも加わり、

ハードでヘヴィな中に哀愁や陰鬱さを帯びた独自の路線を確立する。

同年にヤンネ・マルクスが脱退。しかし、メンバー補充は行われず

ライヴギタリストを立てて活動を継続する。センチュリー・メディア・

レコードからフィンランドの新興レーベル、ハイプ・プロダクションに

移籍。2010年には「Finland Fest 2010 -Metal Attacks」に出演し、

センテンスト時代に実現しなかった来日を果たしている。

2011年、5thアルバム『Drive』をリリース。

2013年、ワーナー・ミュージックより6thアルバム『Lyijy』をリリース。

アルバムからは『Home Is Where the Sty Is』、『Down the Ashes Rain

のミュージックビデオがリリースされた。

2015年8月21日地元オウルでのライブを最後に、限りなく解散に近い

「無期限の活動休止」に入った。

 

 

Poisonblack – The State

 

Poisonblack – Lay Your Heart To Rest

 

Poisonblack – Mercury Falling

 

Poisonblack – Maybe life is not for everyon

 

 

 

 

 

To/Die/For

To/Die/For(トゥ/ダイ/フォー)は、フィンランドのゴシックメタル

バンド。

1993年、コウヴォラでJarno “Jape” Perätalo(Vo)、Tonmi Lillman

(Ds, Lordiのドラマー、Otusとして知られている。元Sinergy, Ajattara,

2012年2月13日死亡)、Juha-Pekka “Juppe” Sutela(G)、Andy(G)、

Marko “Make”Kangaskolkka(B)Jussi-Mikko “Juska”Salminen(Key)

によりバンドの前身となるMary-Annが結成される。

1997年、EP『Mary-Ann』、1998年にはEP『Deeper Sin』をそれぞれ

セルフリリースする。この2枚のアルバムはバンドにレーベルとの契約

をもたらした。

1999年、Spinefarm Recordsと契約。彼らは音楽のスタイルを

従来のハードロックからゴシックメタルに変え、バンド名も

To/Die/Forと変更した。ラインアップはJarno “Jape” Perätalo、

Tonmi Lillman、Juha-Pekka “Juppe” Sutela(G, ex-Tiaga,

ex-Mary-Ann  1999-2004, 2010-2016)、Joonas “Jope” Koto

(G,  Omnium Gatherum  1999-2003, 2006-2009)、Miikka

“Sepe” Kuisma(B, 1999-2000)。

同年デビューアルバム『All Eternity』をリリースする。『Farewell』、

Live in You』、『Loveless』、『One More Time』、『Together

Complete』を収録。

2000年『Farewell』、『In the Heat of the Night』(ドイツのポップ

シンガーSandraの、1985年にヒットした曲のカヴァー)のシングルと

ミュージックビデオがリリースされた。

同年、バンドはDark Tranquility、Sentenced、In Flamesとともに

ヨーロッパツアーを行った。この間ベーシスト、Miikka Kuismaが

脱退、後任として元Mary-AnnのMarko Kangaskolkkaが加入する。

2001年、マルコ・ヒエタラ(Nightwish,Tarot,ex-Sinergy)の

プロデュースによるアルバム『Epilogue』をリリース。アルバムから

のシングルとミュージックビデオがリリースされた。

その後Nuclear Blast(ヨーロッパ向け)とPony Canyon(日本向け)

との契約を結んだ。

バンドはLacrimosaとのツアーを行う。

2003年、3rdアルバム『Jaded』をリリース。Cutting Crew

カヴァー『(I Just) Died in Your Arms』などを収録したアルバムは

彼らの最高傑作とみなされ、今もなお多くの根強いファンに支持

されている。

同年8月、リードヴォーカルのJarno Perätaloとギタリストの

Mika Ahtiainenがバンドを脱退。バンドの元メンバーとともに

Tiagaを結成する。

しかしJarno PerätaloとバンドTiagaはTo / Die / Forの名義で

2005年に4thアルバム『IV』をリリース。これによりJarno Perätalo

とバンドTiagaに資格が移行する。

2006年、5thアルバム『Wounds Wide Open』をリリース。

2007年10月のプロモーションツアーの後、バンドは活動を休止する。

その後2009年4月に解散したが7月に再編成された。

2011年に6thアルバム『Samsara』 をリリースし、その後ツアーを経て

2014年に先行シングルとして『Screaming Birds』をリリース。

2015年5月に7thアルバム『Cult』をリリースした。

To / Die / Forは、2016年7月21日にフィンランドのJohn Smith

Rock Festivalで最後のライヴを行った後、2016年7月22日にバンド

活動を停止したと発表した。

 

 

To/Die/For – Hollow Heart

 

To/Die/For – Jaded

 

To/Die/For – Like Never Before

 

To/Die/For – Screaming Birds

 

 

 

 

 

Charon

Charon(カロン)はフィンランドの ゴシックメタルバンド。

1992年、ラーヘでAntti Karihtala(Ds)、Teemu Hautamäki(B)、

Pasi Sipilä(G)、Jasse von Hast(G)により結成された。

バンドがセルフリリースした2つのデモと3つのプロモーション・

アルバムはEmanzipation Productionsとの契約につながる。

1995年、Juha-Pekka Leppäluoto(J.P.レパルオト, Vo,  ex-Poisonblack,

ex-Northern Kings)が加入する。セルフリリースした時のデモは

デスメタル(『Decline(Inexorable Reciprocation ‐1993年)』、

Dies Irae(1994)』)だったが、J.P.レパルオト加入後はゴシック

メタルに音楽のスタイルを変える。

1998年Emanzipation Productionsよりデビューアルバム『Sorrowburn』

をリリース。

2000年、Spinefarm Recordsと契約。2ndアルバム『Tearstained』を

リリースする。

2001年の夏、3rdアルバム『Downhearted』をレコーディング。

アルバムのリリースに先立ちシングル『Little Angel』がリリースされ、

フィンランドのシングルチャートで5位に達した。

2002年『Downhearted』をリリース。『Craving』、『Desire You』、

Sorrowsong』を収録。シングル『Little Angel』がリリースされた。

『Downhearted』はフィンランドのアルバムチャートで3位となった。

2003年、4thアルバム『The Dying Daylights』をリリース直後、

バンドはフィンランドでアルバムのサポートツアーを行った。

In Trust of No One』、『Religious/Delicious』のシングルが

リリースされ、『In Trust of No One』はフィンランドのチャートで

1位に達した。同年11月、ギタリストのJasse von Hastがバンドを

脱退。

2004年1月、後任ギタリストとしてLauri Tuohimaaが加入する。

バンドはその後もフィンランドでのサポートツアーを続けた。

2005年『Songs for the Sinners』をリリース。シングル『Colder』、

『Ride on Tears』がリリースされた。これがバンド最後のフル

レンクスのアルバムとなった。『Songs for the Sinners』を

リリース後、ヨーロッパ、ロシアと広範囲にわたりツアーを行う。

更なるアルバムのリリースに関して、バンドは夏の間に6つの

新しいトラックをレコーディングする準備ができていると告知、

その秋にはバンドのサイトで最新の1曲が紹介された。

またレコード・リリースに向け初期のデモと新たに5トラックを

追加し数週間をレコーディングのために費やし、現在は新たな

レコード・レーベルを探していることを述べた。

2010年2月5日、バンドの公式サイトでギタリストのPasi Sipiläが

脱退したこと、バンドは今後4人で継続することが発表された。

同年6月、Century Media Recordsよりコンピレーションアルバム

『A-Sides, B-Sides & Suicides』をリリース。

2011年6月3日、バンドは公式サイトで、フィンランドでのコンサート

の後に解散す​​ることを発表した。

 

最終メンバー

・Juha-Pekka Leppäluoto(Vo)

・Lauri Tuohimaa(G)

・Antti Karihtala(Ds)

・Teemu Hautamäki(B)

 

 

Charon – Little Angel

 

Charon-Craving

 

Charon – Colder

 

Charon – Deep Water

 

 

 

 

 

Insomnium

Insomnium(インソムニウム)は、フィンランドのメロディック・

デスメタルバンド。

1997年、ヨエンスーで結成された。

オリジナル・ラインアップはNiilo Sevänen(B, Vo)、Markus Hirvonen

(Ds)、Ville Friman(G, Clean vocals, 2011 – )、Tapani Pesonen

(Ds, G, 1997 – 1998)。

バンドのスタイルは伝統的なスカンジナビアの民族音楽を取り入れた

メロディック・デスメタルとされているが、イギリスのプログレッシヴ・

メタルやデス・ドゥームを連想させる、より遅く、儚いといった方向に

時とともに変化していく。

バンドはさまざまなフィンランドの民話や詩人からインスパイアされた

壮大な物語をつくり、悲しみや喪失、死などをテーマに曲を書いている。

1999年に1stデモ『Demo ’99』、2000年に2ndデモ『Underneath the

Moonlit Waves』を製作した。

2001年、Ville Vänni(G)が加入。バンドはイギリスのレーベル、

Candlelight Recordsと契約する。

2002年、デビューアルバム『In The Halls Of Awaiting』をリリース。

バンドは2003年7月から9月にかけて次のアルバムをレコーディングする。

2004年、2ndアルバム『Since the Day It All Came Down』をリリース。

2006年に3rdアルバム『Above The Weeping World』をリリース。

アルバムはリリースから1週間でフィンランドの公式アルバムチャートの

9位を記録する。アルバムから『Mortal Share』のミュージックビデオが

リリースされた。バンドは初のヨーロッパ・ツアーを行う。アルバムは

批評家から肯定的なレビューを受け、イギリスのロック専門誌Kerrang!は

5つ星をつけた。

2009年、4thアルバム『Across The Dark』をリリース。このアルバムより

クリーン・ヴォーカルとキーボードを取り入れている。キーボーディストと

してSwallow the SunのAleksi Munter、ヴォーカリストとしてEnemy of the Sun

のJules Näveriがゲスト参加している。

Down With the Sun』、『Where the Last Wave Broke』、『Lay of the

Autumn』、SentencedのMiika Tenkula(2009年2月18日、34歳で死去)に

捧げた『Weighed down with Sorrow』を収録。

『Across The Dark』はフィンランドのアルバムチャートで5位に達した。

4thアルバムリリース後、センチュリー・メディア・レコードに移籍。

2011年、5thアルバム『One For Sorrow』をリリースする。

アルバムは、フィンランドのチャートで6位を記録した。

同年、Ville Vänniが脱退、後任としてOmnium Gatherumの

ギタリストMarkus Vanhalaが加入する。Shadows of the Dying Sun

2014年、EP『Ephemeral(2013年)』からの『The Emergence』、

『The Swarm』、『The Descent』のインストゥルメンタル3曲を

収録した6thアルバム『Shadows of the Dying Sun』をリリース。

『While We Sleep』のミュージックビデオがリリースされた。

『Shadows of the Dying Sun』はフィンランドのアルバムチャートで

2位を記録した。

2016年に7thアルバム『Winter’s Gate』をリリース。同アルバムは、

約40分の楽曲1曲のみで構成されるという実験的なアルバムとなった。

アルバムは、フィンランドのチャートで1位を記録した。

現在のメンバー

・Niilo Sevänen(B)

・Ville Friman(Vo, G)

・Markus Hirvonen(Ds)

・Markus Vanhala(G)

 

 

Insomnium – One For Sorrow

 

Insomnium – While We Sleep

 

Insomnium – Through The Shadows

 

 

 

 

 

Amorphis

Amorphis(アモルフィス)は、フィンランドのメロディック・デスメタル

バンド。

1990年にフィンランドでエサ・ホロパイネン(G)とヤン・レックベルガー

(Ds)が中心となってバンドを結成。

その後トミ・コイヴサーリ(Vo,Rhythm G)とオーリ=ペッカ・ライネ(B)

が加入。

1992年5月、デビューアルバム『The Karelian Isthmus』をリリース。

1994年2ndアルバム『Tales From the Thousand Lakes』リリース。

フィンランドの叙事詩カレワラに基づいたコンセプトアルバム。

1996年、クリーンボーカル担当のパシ・コスキネンが加入し3rdアルバム

『Elegy』をリリースする。同年12月には初来日を果たす。

1999年リリースの4thアルバム『Tuonela』から徐々にデス色が薄まり

ゴシックメタル指向になる。

2001年5thアルバム『Am Universum』をリリース。このアルバムの

1曲目の『Alone』はシングルカットされ、フィンランドのナショナル

チャートで3週連続1位を獲得する

2003年6thアルバム『Far From the Sun』をリリース。このアルバムを

最後にパシ・コスキネン(Vo)が脱退した。そのため、バンドはしばらく

活動を休止する。

専任ヴォーカリストに元Sinisthraのトミ・ヨーツセンが加入。

2006年7thアルバム『Eclipse』をリリース。前作までデスヴォイスを

封印していたが、新ヴォーカルの加入によりデスヴォイスが復活した。

シングルカットされた『House Of Sleep』はフィンランドで初登場1位を

記録した

2007年8thアルバム『Silent Waters』をリリース。同年10月に

Loud Park 07で再来日を果たす。

2009年5月、9thアルバム『Skyforger』をリリース。

2011年5月、10thアルバム『The Beginning Of Times』をリリース。

また、同年6月には、チルドレン・オブ・ボドムとのカップリング・ツアー

で来日。渋谷、大阪、名古屋、横浜でライブを行った。

2013年4月、11thアルバム『Circle』をリリース。

2017年4月、ニクラス・エタルボリがマネージャーに対する不信感を

理由としてバンドを脱退し、設立メンバー オーリ=ペッカ・ライネが

サポート協力で復帰

 

現在のメンバー

・Tomi Joutsen(トミ・ヨーツセン, Vo,  2005 – )

・Esa Holopainen(エサ・ホロパイネン, G, 1990 – )

・Tomi Koivusaari(トミ・コイヴサーリ,G  1990 – , Vo, 1990 – 1998)

・Jan Rechberger(ヤン・レックベルガー,Ds, 1990-1996, 2002)

・Santeri Kallio(サンテリ・カリオ,key, 1998 – )

・Olli-Pekka Laine(オーリ=ペッカ・ライネ,   B, 1990-2000, 2017-)

 

Amorphis – Alone

 

Amorphis – House Of Sleep

 

Amorphis – Silent Waters

 

Amorphis – Silver Bride