エレクトロニコアバンド Ⅲ

 

 

 

今回は、アメリカで活動する

エレクトロニコアバンドを

ご紹介します

 

 

 


 

 

Crown the Empire

Crown the Empire(クラウン・ジ・エンパイア)は、アメリカの

ポスト・ハードコアバンド。

2010年、テキサス州ダラスでColleyville Heritage High Schoolに

在学していたAndrew ”Andy Leo” Velasquez、Austin Duncan、

Hayden Tree、Brandon Hooverにより結成された。

ベーシストとしてBrandon Shroyer、ドラマーのAlex Massey

(すぐにBrent Taddieと交代)が加わりオリジナル・ラインアップ

が完成する。

2011年、Brandon Shroyerが脱退。Hayden Treeがベースを

引き継ぐ。バンドはリード・ギタリストのオーディションを行い、

Bennett Vogelman(Benn Suede)を迎える。

オーディションを受けた中の一人に、現在ラッパーとして活動中の

Post Maloneがいた(オーディション中に弦が引きちぎれてしまい

プレイできず不合格となった)。

同年12月、EP『Limitless』をiTunesよりリリース。

YouTubeを通してアルバムに収録の『Voices』のミュージック

ビデオ、『Wake Me Up』のアコースティック・ヴァージョンの

ミュージックビデオをリリースする。

2012年、バンドはRise Recordsと契約。同年8月、Andy Leoと

ヴォーカルを共有するためDavid Escamilla(Vo)が加入。

プロデューサーにJoey Sturgisを迎え、デビューアルバムの

レコーディングを開始。同年9月、Escamillaが加入後初の

ミュージックビデオ『Johnny Ringo』をリリースする。

11月にリリースのデビューアルバム『The Fallout』に先駆け、

10月にはシングル『Makeshift Chemistry』が先行リリースされた。

直後にAustin Duncan(Key)が脱退。

2013年3月23日、バンドがWarped Tour 2013に参加することが

発表された。

2014年、Warped Tour 2014に2年連続で参加が決定。

同年7月、Dan Korneffのプロデュースによる2ndアルバム

『The Resistance:Rise of The Runaways』をリリース。

『Machines』のミュージックビデオ、シングルとして『Initiation』

がリリースされた。

アルバムはビルボード200で7位、トップ・ハードロック、インディーズ、

トップ・ロックのチャートで1位に達した。このアルバムを最後に

Benn Suedeが脱退。

 

 

2016年、3rdアルバム『Retrograde』をリリース。アルバムは

ビルボード200で15位に達した。

2017年1月8日、バンドはFacebookのページを通じてDavid Escamilla

がもはやバンドの一員ではなくなったことを発表した。

数日後、Dave Escamillaはこれまでのバンドの曲の音源は外部の

コンポーザーによるものがほとんどであると暴露。それを受けてバンド

メンバーはFacebookの公式ページでそれを認める発言をした。

David Escamillaは新しいバンドBad Fortuneを立ち上げ、12月1日に

シングル『Save Me』をリリースした。

2018年1月、バンドはAsking AlexandriaとBlack Veil Bridesのツアー

中に『20/20』という新曲をプレイした。これはDavid Escamillaが

脱退後初の新曲で、ベーシストのHaydenがスクリーム・ヴォーカルを

担当している。

同年9月、『What I am』という新曲とミュージックビデオがリリース

された。

 

 

Crown The Empire – Voices

 

Crown the Empire – Memories of a Broken Heart

 

Crown The Empire – Hologram

 

Crown The Empire – What I am

 

 

 

 

 

The Browning

The Browningは、アメリカのデスコア、エレクトロニコア・バンド。

2005年、As Blood Runs BlackのヴォーカリストであったJonny Mcbee

のソロ・プロジェクトとして活動を開始。

2009年初頭、ラッパーのMatt Keckが加入(2010年脱退)。

2010年、EP『Standing on the Edge』をリリース。Noah Robertson

(Ds)、Brian Cravey(G)、Jesse Glidewell(B)が参加。この頃より

音楽スタイルが変わっていく。

2011年、EP『Time Will Tell』をリリース。

同年、Earache Recordsよりデビューアルバム『Burn This World』を

リリース。アルバムから『Bloodlust』のミュージックビデオがリリース

された。アルバムはビルボード・トップ・ヒートシーカーズで47位に

達した。

2011年末、Brian Craveyが脱退。後任としてCollin Woroniakが加入。

2012年11月16日、ドラマーのNoah Robertson、ベーシストのJesse

Glidewellがバンドを脱退することが発表された。後任として

Drew Ellis(B)、元Serpents、The Human ConditionのCody Stewart

(Ds)が加入。

2013年、Jonny McBee(Vo、Synthesizer)、Collin Woroniak(G)、

Drew Ellis(B)、Cody Stewart (Ds)のラインアップでEarache Records

より2ndアルバム『Hypernova』をリリース。アルバムからシングル

『Gravedigger』がリリースされた。

2015年、Alex Maggardが加入(2016年脱退)。

同年7月26日、Collin WoroniakはFacebookを通じて、個人的な理由により

バンドを脱退することを発表した(2018年にベーシスト、バックヴォーカル

としてバンドに復帰)。

2016年、Spinefarm Recordsより3rdアルバム『Isolation』をリリース。

2018年8月16日、バンドはJake Hillをフィーチャーした『Carnage』を先行

リリース。

同年10月、Spinefarm Recordsより4thアルバム『Geist』をリリース。

『Carnage』の他11曲を収録。

 

 

The Browningはもともとラップメタル・プロジェクトであったが、

現在は電子音楽(ハードスタイル、トランス、エレクトロニカ、

ダブステップ)に重点を置いたエクストリーム・メタルの特性を持つ

メタルコア、デスコアに変化した。

現在、バンドのオリジナルメンバーはJonny McBeeのみとなっている。

 

 

The Browning – Final Breath

 

The Browning – Bloodlust

 

The Browning – Carnage(Feat. Jake Hill)

 

 

 

 

 

Palisades

Palisadesは、アメリカのポスト・ハードコアバンド。

2011年、ニュージャージー州アイセリンで結成された。

オリジナルメンバーはLouis“ Lou” Miceli Jr(Vo)、Xavier Adames(G)、

Matthew Marshall(G)、Aaron Rosa(Ds)、Brandon Reese(B)、

Earl Halasan(Turnables, Sampling, Synthesizers, Programming)。

セルフリリースのEP『The Rise』に収録された『Immortal』、

Bury It』、The Word AliveのTyler Smithをフィーチャーした

Disclosure』はレーベルの注目を集めた。

同年後半、バンドはRise Recordsと契約を締結。

2012年、EP『The Rise』はRise Recordsより『I’m Not Dying Today』

として再リリースされた。

2013年、デビューアルバム『Outcasts』をリリース。

Crown the EmpireのAndy Leoをフィーチャーしたタイトルトラック

Outcasts』、『High and Low』、Like Moths To Flamesの

Chris Roetterをフィーチャーした『The Reckoning』を収録。

2015年、アルバム『Mind Games』をリリース。ビルボード200で

198位、トップ・ロック・アルバム・チャートで17位、インディーズ・

アルバムで13位、トップ・ヒートシーカーズで2位に達した。

2016年2月13日、バンドはBrandon ReeseとEarl Halasanが音楽以外の

活動に専念するためバンドを脱退したこと、Brandon Elgarが新しい

ベーシスト、セカンドヴォーカルになること、そしてGravesとして

知られるDJ、プロデューサーのChristian Mochizukiがバンドの新しい

スタジオメンバーとして迎えたことを発表した。

2017年、セルフタイトルのアルバム『Palisades』をリリース。

2018年12月28日、アルバム『Erase The Pain』のリリースを発表した。

 

 

Palisades – Let Down

 

Palisades – High & Low(feat.Tyler Carter)

 

Palisades – Fragile Bones

 

 

 

 

 

Jamie’s Elsewhere

Jamie’s Elsewhereは、アメリカのポスト・ハードコアバンド。

2005年、カリフォルニア州サクラメントでMatthewとAnthony Scarpelli

兄弟により結成された。

2人はバンドメンバーを募集。Anthony Carioscia(G)、Mike Spearman

(Key)、Nick Rodriguez(B)が加入。5人はJamie’s Elsewhereという

バンド名で活動を開始する。バンド名の由来についてScarpelli兄弟は

「シカゴで活動していたミュージシャンの父親から、80年代にシカゴに

かつてあったクラブ(現在は焼失してしまっている)Jamies’s Elsewhere

でプレイしていた当時の話をよく聞かされた。敬意を表してそのクラブの

名前をバンド名とした」と述べている。ヴォーカリストを探している間、

彼らはデビューアルバムのためのマテリアルを書きためた。

オーディションによりChris Patersonがリードヴォーカルとして加入。

2007年、EP『Goodbye Rocket Man, St. George Is Under Fire』を

セルフリリース。バンドはアルバムのサポート・ツアーに乗り出し、

アメリカ西海岸をまわり5,000枚以上のアルバムセールスを達成。

バンドはVictory Recordsの目にとまり、2007年の終わりVictory Records

と契約を締結する。

2008年、Casey Bates(Chiodos、Fear Before)のプロデュースによる

デビューアルバム『Guidebook for Sinners Turned Saints』をリリース。

I Didn’t Mean to Interrupt…』のミュージックビデオがリリースされた。

アルバムのリリース後、Paterson、Carioscia、Rodriguez、Anthony

Scarpelliがバンドを脱退。Spearman(Key)、Matt Scarpelliだけが

残った。しかしながら、Anthony Scarpelliが友人のAaron Pauley

(Razing Alexandria、Of Mice & Men)をバンドに招いた。

 

 

Aaron Pauleyは後に、バンドに入ったいきさつをあるインタビューに

おいて「2008年7月、私はBlessthefallとの仕事を得るためにアリゾナへ

飛びテストを受けました。しかし結果が出せず、私は結局戻って来る

ことになりました。

あなたがクリスチャンならわかるでしょう。私は神の導きを求めて

祈りました。基本的に私のすべての計画は棚上げとなりました。

数日後、Anthonyは私に電話をしてきて、私にJamies’s Elsewhereに

加入する意思があるかどうか尋ねました。私はそれを神に祈ったことに

対しての明確な答えと捉え、躊躇うことなくサクラメントに行きました。

ヨナがしたように、神を無視したくありません。ハハ」と語った。

その後、Scott Daby(Ds)、 Chance Mederios(B)、 Mike Wellnitz

(G)が加入。脱退したメンバーすべての穴を埋めた。

2010年、Cameron Mizellのプロデュースによる2ndアルバム

『They Said a Storm Was Coming』をリリース。

Seasons』、『The Mapmaker』、『One Foot in the Grave』、

The Prodigal』、『Wolves』を収録。

彼らはアルバム『They Said A Storm Was Coming』をサポートする

ため、Memphis May Fire、I Am Abominationとの初のヘッドライン・

ツアーを行う。

2011年7月、バンドはドラマーのScott Daby、ギタリストのMike Wellnitz

が友好的にバンドを脱退したことを発表した。

2011年8月29日、バンドはFacebookのページを通じてVictory Recordsを

離れたことを明らかにした。

 

 

2012年2月、EP『Reimagined』をリリース。

I’ll Make My Peace and Sink』、『Let’s Pretend That We’re Giants』、

『One Foot in the Present Day』、『Prodical Son』、『Heavy Eyelids,

Heavy Heart』、『Out of Love』を収録。

2010年の『They Said A Storm Was Coming』から再レコーディング

された曲を含むこのアルバムは前作よりアコースティックで優しい曲で

編成されている。

同年、Aaron PauleyがOf Mice&Menのヴォーカルとベースの両方で

ツアーに参加することが決定。同時期にJamies’s Elsewhereが日本を

ツアーしていたため、Pauleyが脱退したという噂が広まり始めた。

その後、PauleyはもはやJamies’s Elsewhereのメンバーではないことが

明らかになった。しかし、彼はバンドと友好的な関係を維持している。

Warped Tour 2012の後、Aaron PauleyはOf Mice&Menの正式メンバー

に迎えられた。

同年11月30日、バンドは以前2012年の日本ツアー中にPauleyの穴を

埋めるべくヴォーカルとして参加していたJustin Kyleを正式メンバーと

して迎えたことを発表した。

同年12月、Alternative Pressはバンドの新曲『A Ghost With a Image

のリリックビデオを初公開した。この曲はもともと3rdアルバムに収録する

予定であった。新曲とともにJustin Kyle(Vo)とDon Vedda(G)が

ツアーに参加することが発表された。

2013年10月12日に、Alternative Pressはバンドの新しいヴォーカリスト、

Justin Kyleをフィーチャーした『Sick Fiction』を初公開した。

2014年、Justin Kyleはバンドとの様々な相違を理由にツアーを離脱。

2014年、3rdアルバム『Rebel-Revive』をセルフリリース。

Closure』、『The Illusionist (feat. Tyler Carter)』、『Rebel Revive』、

The Cover Up』を収録。これがバンドの最後のアルバムとなった。

2015年9月3日、Justin KyleがInstagramでバンドが解散したことを発表

するまで、バンド側はその状況についてコメントしていなかった。

 

 

 

Jamies Elsewhere – I Didn’t Mean to Interrupt…

 

Jamie’s Elsewhere- The Mapmaker

 

Jamie’s Elsewhere – They Said A Storm Was Coming

 

Jamie’s Elsewhere Giants Among Common Men

 

 

 

 

 

Attack Attack!

Attack Attack!(アタック・アタック!)は、アメリカのメタルコアバンド。

2005年、オハイオ州ウェスターヴィルにて高校の友人同士であった

Austin Carlile、Ricky Lortz、Andrew Whiting、Nick White、Andrew

Wetzelはバンドを結成。

ベース担当のNick White、クリーンヴォーカル、ギター担当のRicky Lortz

が脱退。Johnny Franckがクリーンヴォーカル、ギターを吹き継ぐ。

2007年、ベーシストとしてJohn Holgadoが加入。すぐ後に当時15歳であった

Caleb Shomo(Key,G,Vo)が加入。Attack Attack!(アタック・アタック! )

として活動を開始する。

バンドの曲の歌詞にキリスト教の引用が含まれているが、メンバー全員が

クリスチャンではなく、彼ら自身もクリスチャン・メタルバンドとは認めて

いない。

同年、EP『If Guns Are Outlawed, Can We Use Swords?』をセルフリリース。

2008年、バンドはRise recordsと契約を締結。Joey Sturgisのプロデュースに

よるデビューアルバム『Someday Came Suddenly』をリリース。この時点で

バンドメンバーはまだ未成年で、契約上の議論では親の同意が必要であった。

2009年、Austin Carlileが個人的な理由で脱退。直後にOf Mice&Menを結成

する。後任としてNick Barhamが加入(2009年脱退)。

2010年、Joey Sturgis、John Feldmann、Caleb Shomoの共同プロデュースに

よる2ndアルバム『Attack Attack!』をリリース。Austin Carlile脱退後、

Caleb Shomoをリードヴォーカルでフィーチャーした最初のアルバムとなった。

Sexual Man Chocolate』、『Smokahontas』、『Last Breath』がシングルと

してリリースされ、アルバムはビルボード200で26位に達した。

クリーンヴォーカル担当のJohnny Franckがキリスト教に専念するため

バンドを脱退。

 

 

現在Beartoothで活動中のCaleb Shomoは2017年7月24日、Rolling Stoneの

インタビューを受け、ミュージックビデオ『Stick Stickly』でカニのように

脚を伸ばし、低くしゃがんだ姿勢でギターをプレイしたり奇妙なダンス・

パフォーマンスをする彼らを揶揄し”crabcore”と呼ばれる新しいジャンル

(正確には2009年頃から起きたインターネット・ミーム)を生み出した

バンドと言われたことについて次のように答えた

「今までの私の人生でそれは奇妙な期間でした。私たちは単にからかわれて

いるだけと気にせずやり過ごした。それを真に受けたり議題にするという

ことはありませんでした。

自分に正直な音楽を作っていると確信しているので、他の人が何と思おう

が気にしない」。

 

 

2012年1月17日、3rdアルバム『This Means War』をリリース。アルバム

はビルボード200で11位に達した。

プロデューサーは前2作でタッグを組んでいたJoey Sturgisではなく、

ヴォーカルのCaleb Shomoが自身のホームスタジオで全面的に行った。

ちなみに2011年末の時点では、前作のデラックスエディション(新曲のみ)

でコンタクトを取ったJohn Feldmannをプロデューサーとして起用する

予定だったが、その後キャンセルとなっている。

2012年、バンドはRise Recordsと決別。

同年12月、John Holgadoが脱退。その直後Caleb Shomoが脱退した

ことを公式サイトで発表した。バンドは後任としてTyler Sapp(B)、

I Am Abominationの元ヴォーカルPhil Druyorを迎える。

2013年4月、バンドは解散を発表。フェアウェル・ツアーの後解散した。

 

 

Attack Attack! – Stick Stickly

 

Attack Attack! – Sexual Man Chocolate

 

Attack Attack! – Last Breath

 

Attack Attack! – The Wretched

 

 

 

 

 

I See Stars

I See Stars(アイ・シー・スターズ)は、アメリカのエレクトロニコア・

バンド。

2006年、ミシガン州ウォーレンでDevin Oliver(1992年4月15日-) 、

Andrew Oliver(1990年11月2日-)の兄弟は、小学校からの友人

Jeff Valentine(1991年11月9日-)、Brent Allen(1991年5月29日-)

とともにバンドを結成。メンバーはバンド名”I See Stars”に関し

「誰ともなくその名前を議題に上げてきた」と言い、特に深い意味は

ないと述べている。当時の彼らの平均年齢は15歳であった。

リズム・ギターのJimmy Gregerson、スクリームヴォーカルと

キーボード担当としてZach Johnsonがメンバーに加わる。

2007年にEP『Green Light Go!』、2008年にEP『I See Stars』をセルフ

リリース。

2008年、Sumerian Recordsと契約。フロリダ州オーランドのChango

Gridlock StudiosでCameron Mizellのプロデュースによりデビュー

アルバムの制作にとりかかる。

2009年、デビューアルバム『3-D』をリリース。その直後Zach Johnson

が脱退。後任のスクリームヴォーカルとキーボード担当として

元We Came as RomansのChris Mooreが加入(2010年脱退)。

2010年、Zach Johnsonが復帰。バンドはWarped Tour 2010に参加する。

2012年、Joey Sturgisのプロデュースによるアルバム『Digital Renegade』

をリリース。 Asking AlexandriaのDanny Worsnopをフィーチャーした

Endless Sky』、Cassadee Popeをフィーチャーした『Electric Forest』、

Filth Friends Unite』を収録。

このアルバムはシンセサイザーなどの電子音楽を多用し、より重い

メタルコアを特徴としたサウンドとなっている。

さらに、Devin Oliverのクリーンなヴォーカルは『Digital Renegade

と『Electric Forest』以外にあまり見当たらず、バンドの最初の2つの

レコードと対比したへヴィなサウンドは音楽評論家から肯定的なレビュー

を受けた。

『Digital Renegade』はビルボード200で45 位、ロックアルバムチャート

で20 位、オルタナティヴ・アルバムチャートでは10位に達し、現在

までに最も商業的に成功したアルバムとなった。

2012年8月30日、バンドメンバーはカンザス州サリン郡で幻覚剤を所​​持し

使用していたとされ全員が逮捕された。何の薬かは明らかにされていない。

メンバーは自身のマグショットを公開し、Devin Oliverは「私の人生の中で

最悪の13時間」を「最初で最後の刑務所」で過ごしたことを自身のTwitter

上でコメントした。

バンドは2012年11月、Falling In Reverseの”The Thug In Me Is You”ツアー

にオープニング・アクトとして参加しようとしたが、Falling In Reverseの

Ronnie Radkeとの間で確執があったことを公表した。

このツアーにはAsking Alexandria、Memphis May Fire、Enter Shikari、

Attilaなどのバンドが参加していたが、I See Starsのツアーバス内で

マリファナが見つかり、それをFalling In Reverse側が警察に通報したため、

彼らは逮捕されツアーから外された。

それに怒った何人かのファンがFalling In Reverseのライヴ中にI See Stars

の名前を繰り返し叫び抗議。そのファンは会場から追い出された。

その一部始終をビデオにおさめた動画がYouTubeに投稿された。

2013年、前回に引き続きJoey Sturgisプロデュースによるアルバム

『New Demons』をリリース。

『Initialization Sequence』、『Ten Thousand Feet』を収録。

タイトルトラック『New Demons』、『Murder Mitten』、

Violent Bounce (People Like ¥øµ) 』がシングルとしてリリースされた。

これがZach Johnson、Jimmy Gregersonの参加した最後のアルバムと

なった。

 

 

2015年リリースのアルバム『Phases』は、これまでのアルバムに収録した曲

をアコースティックでクリーンなイメージでレコーディングしなおしたもの。

同年、Jimmy Gregersonがバンドから解雇される。解雇の理由は明らかに

されず、Jimmy Gregersonは今回のことを「全くの寝耳に水」であると

自身のInstagramで明かした。

またZach Johnsonもバンドから解雇される。それにより、Devin Oliverは

クリーン・ヴォーカルとスクリームを兼任することになる。

また、ドラマーのAndrew Oliverはキーボードに切り替わった。

2016年、アルバム『Treehouse』をリリース。

2018年4月、アコースティックEP『Treehouse (Acoustic)』をリリース。

『Two Hearted』、『Running With Scissors』、『Light In The Cave』

を収録。

 

 

バンドのレーベルSumerian Recordsの公式ページには、バンドに

ついてのレヴューが記載されている

「10月22日、I See Starsは、彼らの待望の4枚目のフルアルバム

『New Demons』をリリースする予定です。

彼らのエレクトロニック・ハードコア・ミュージック(EHM)のスタイル

を新しいレベルに引き上げジャンルの構築に貢献したバンドは、さらに

その奥深くまで限界を超え到達します。

 

 

バンドは、ABCの深夜のトークショー「Jimmy Kimmel Live!」に

出演しアメリカ全土デビューを果たした後、Alternative Press、

アメリカのデジタルマガジンSubstream Magazineの表紙を飾った。

そのことにより、バンドは2011年のメイン・ストリームに乗り

「AP Tour」でBlack Veil Bridesとの北アメリカ縦断ツアーは手堅い

ファンを構築する手助けをした。

これにとどまらず、バンドは2012年リリースの3rdアルバム『Digital

Renegade』で最も成功した年を迎える。

アルバムはAsking Alexandria、Emmureを手掛け高い評価をうけて

いるプロデューサーのジョーイ・スタージスによりレコーディング

された。結果、テクノ、ダブステップ、エレクトロをミックスして

生みだされたものと強靭でアグレッシヴな音楽を並行して推し進めた

『Digital Renegade』はファンやメディアから最高に要望に応えた

アルバムとして高く評価され、音楽WebメディアAMP、Outburn

Magazineの表紙を飾った。

 

 

2013年、I See Starsはアルバム『New Demons』でバンド独自のサウンド

をこのリリースで決定的なものとした。

 

 

I See Stars – 3D

 

I See Stars – Murder Mitten

 

I See Stars – Running With Scissors

 

I See Stars – Break