Best metal vocalists Ⅰ

 

 

 

 

 

Rob Rock

Rob Rock (ロブ・ロック)は、アメリカ出身のロック、ヘヴィメタルヴォーカリスト。

 

 

 

 

男らしい力強いハイトーン・ヴォイスが特徴。

1983年から1985年までクリス・インペリテリと組み活動。

1986年にトニー・マカパイン、ルディ・サーゾ、

トミー・アルドリッジとバンドM.A.R.S. Project Driverを組んだ。

好評だったがCDを1枚出したのみに終わった。その後クリスと

再び組むが、事情により一端バンドを離れ、1990年初頭に改めて

インペリテリに加入し2000年まで活動を続けた。

その後脱退し、ソロ活動を続けていたが、2008年にインペリテリに

再加入し、アルバムをリリースした。

 

参加バンド

 ・Impellitteri(1987年、1992-2000年、2000年-現在)

 ・M.A.R.S.(Project Driver,1986年)
 
 ・WARRIOR(Code of Life,2001年)

 ・Axel Rudi Pell(Nasty Reputation,1991年)

 ・Driver(Sons Of Thunder,2008年)

 ・Fires of Babylon(Fires of Babylon,2008年)

 ・Joshua(Intense Defense,1988年)

 ・Angelica(Angelica,1989年)

 

 

Impellitteri – Rat Race (live)
            

 

 

 

 

Mark Boals

Mark Boals(マーク·ボールズ)はアメリカ合衆国・オハイオ州出身の

ミュージシャン、ヴォーカリスト。

 

 

 

 

イングヴェイ・マルムスティーンやリング・オブ・ファイアでの活動

などで知られ、実力派ヴォーカリストとして評価されている。

イングヴェイは自身のバンドに所属した歴代ヴォーカルで最高との

賛辞を送り、ヴォーカルの能力の限界を気にせずに制限のない

作曲ができると評した。

オペラ的とも称される伸びのある高音が特徴。

 

参加バンド

・イングヴェイ・マルムスティーン

 2000年にライジング・フォースを再び脱退したが、2001年にイング

 ヴェイが後任ヴォーカルのヨルン・ランデと仲違いし、ヨルンは脱退

 してしまう。直後に同バンドへ再び復帰し、ツアーヴォカリストとして

 同行した。

・リング・オブ・ファイア

 2000年に自らのバンド、リング・オブ・ファイアを結成。同年には音楽

 情報誌「BURRN!」で1999年度のベストヴォーカル賞を受賞。

・ロイヤル・ハント

 2007年にヴォーカルとして加入。3年間の充電期間を経て大幅に

 イメージチェンジし、特徴だった長髪からバンダナ、ヒゲ、サングラスと

 いうワイルドなスタイルへと変化した。

・セブン・ザ・ハードウェイ

 リング・オブ・ファイア、プラネットXなどで2010年には活動したトニー・

 マカパイン、ヴァージル・ドナティを含むメンバーと新バンド(Seven The

 Hardway)を結成。現在日本国内盤は発表されていない。

 2012年Joshua Perahiaのニュー・アルバムに参加。『Resurrection』

 をリリース。

・Iron Mask(アイアン・マスク)

 2011年リリースの『ブラック・アズ・デス』よりバンドに参加。2013年に

 5枚目のアルバム『フィフス・サン・オヴ・ウィンタードゥーム』にも起用

 された。

 

 

Yngwie Malmsteen – Hangar 18, Area 51
            

 

 

 

 

Jeff Scott Soto

Jeff Scott Soto(ジェフ・スコット・ソート)(1965年11月4日 – )は、

ニューヨーク州(ブルックリン)出身のヴォーカリスト。

 

 

 

 

1984年、19歳の時にイングヴェイ・マルムスティーンにヴォーカリスト

として抜擢され、1984年の1stアルバム『ライジング・フォース』、

1985年の2ndアルバム『Marching Out』に参加。

代表曲に『I’ll See the Light Tonight』、『Don’t Let It End』、『I Am a Viking

などがある。

イングヴェイのバンドから離れた後は歌唱力や多様性を買われ、

暫くセッション・シンガーとしての活動が多かったが、1990年代

あたりからはイングヴェイのバンドに在籍していた時からの盟友で

あるマルセル・ヤコブとタリスマンを結成したり、また、ドイツの

ギタリスト、アクセル・ルディ・ペルのアルバムにも参加したりと

積極的な活動をしていた。

現在もソロ活動の傍ら、ジャーニーのニール・ショーン率いる

ソウル・サーカスやセッションでの参加、他のアーティストへの

楽曲提供などの活動を展開している。

2001年に日本公開された映画「ロック・スター」で、主人公が

加入するバンドの前任ヴォーカリストの歌声の吹替えをしており、

作中でザック・ワイルド、元ドッケンのジェフ・ピルソン、レッド・

ツェッペリンにも参加するジェイソン・ボーナム(レッド・ツェッペリン、

故ジョン・ボーナムの長男)らとの架空のバンド「STEEL DRAGON」

を結成している。

2006年7月7日より、喉の感染症のためバンドを一時離脱

(その後脱退)したスティーヴ・オウジェリーの代役として、

ジャーニーのフロントマンとしてステージに立ち、2006年12月19日

よりヴォーカリストとして正式に加入するも翌2007年6月に脱退

(後にニール・ショーンがジェフとその他のメンバーとの確執が

起こったために解雇したと明かしている)。

 

 

2008年夏に4th ソロアルバム『Beautiful Mess』をリリース。

2009年11月、Work of ArtのギタリストRobert SällとEclipseの

Erik Martenssonを擁して結成され(マルセル・ヤコブもPVに参加。

しかし他界のため、全てのレコーディングを行えず)ジェフ関連の

プロジェクトのメンバーのバンドの頭文字から取った『W.E.T.』を

リリース。さらに12月、Beautiful Messのツアーの模様を収めた

LIVE ALBUM&DVD『One Night In Madrid』をリリース。

2012年 クイーンのロジャー・テイラーがプロデュースする、

「Queen Extravaganza」プロジェクトのメンバーとして 公演に参加

している。

 

参加バンド

 ・Yngwie Malmsteen

  Rising Force(1984年)

  Marching Out(1985年)

  Inspiration(1996年)

 ・Talisman(1990年-2009年) 

 ・Eyes(1990-1993年) 

 ・Axel Rudi Pell(1992-1997年) 

 ・Takara(1993-1998年) 

 ・Human Clay(1996-2003年) 

 ・Humanimal(Humanimal,2002年) 

 ・Soul SirkUS(2003-2005年) 

 ・Journey(2006–2007年) 

 ・W.E.T.(2009年-)

 

 

Yngwie Malmsteen – Don’t Let It End
     

 

 

 

 

Eric Adams

Eric Adams(エリック・アダムス)はアメリカ、ニューヨーク州

オーバーン出身のへヴィメタル・ヴォーカリスト。

 

 

 

 

1965年、12歳の時彼自身のガレージ・バンドMeet the Kidsを結成。

Lovin Everyday』というレコードを出している。

1981年、幼馴染でLooksというバンドで一緒にプレイしていたベーシストの

ジョーイ・ディマイオとマノウォーを結成。

彼はライヴで30秒間、高音のスクリームを維持できる。影響を受けた

アーティストとしてイアン・ギランを挙げている。

彼はまた、自身の個人的なスタイルを作成するために努力した。全盛期の彼は、

4オクターヴ以上の声域をもっていた。

本名 Louis Marullo(ルイス・マルッロ)。芸名「エリック・アダムス」は、

自分の息子、エリックとアダムの名前を組み合わせたもの。

 

 

Manowar(マノウォー)

Manowar(マノウォー)は、ニューヨーク州オーバーン出身のアメリカの

ヘヴィメタルバンド。

1980年に結成され、ファンタジー(特に剣と魔術)と神話(北欧神話と

ギリシア・ローマ神話)に基づく歌詞の曲で知られており、

マニラ・ロード、ウォーロード、オーメン、ヴァージン・スティールとともに

80年代エピックメタルの黎明期を支えた。

アメリカでの成功はせず、ヨーロッパで人気を獲得している。

代表曲は『Fighting the World』、『Kill With Power』、

Black Wind, Fire and Steel』、『Kings of Metal』、

Die For Metal』、『Hail and Kill』。

ライヴではスピーカーから129デシベル以上の音を出したことが観測された

また、2008年にブルガリア (カヴァルナ・ロックフェスト)で5時間1分

演奏したとして、最長のヘヴィメタルコンサートの世界記録を保持している。

彼らのスローガンは「Death to false metal(偽メタルに死を)」。

バンドはカルト的な人気を誇り、根強いフォロワーを保持している。

 

 

Manowar – Hail and Kill
     

 

 

 

 

Roy Khan

Roy Khan(ロイ・カーン)は、ノルウェー出身のヴォーカリスト、ソングライター。

コンセプションを経てキャメロットの一員として活動。シンプルに

カーンともクレジットされる。

 

 

 

 

18歳の時から3年間、音楽大学で声楽とオペラを学ぶ。その過程にあった

1991年にオーディションの末プログレッシヴ・メタルバンド、コンセプションに

加入する。バンドを始めて間もなく、当時の教師からオペラの道かメタル

の道かどちらかを選ぶように問われ、過去の遺産を歌うよりも自分だけの

歌を歌い続けることを望み、以後はクラシック音楽ではなくヘヴィ・メタル界

に進むことを決意する。

カーンは、アルバム『シージ・ペリロス』制作中にシンガーを失ったアメリカ

のメロディック・パワーメタル・バンド、キャメロットに参加。2005年に再結成

したコンセプションにも参加し、キャメロットと並行して活動した。

キャメロットの2007年にリリースのアルバム『Ghost Opera』は、米国ビル

ボード・チャートで最高18位となる。タイトルトラック『Ghost Opera』、

The Human Stain』、『Rule the World』、『Love You to Death』を

収録。

以後はバンドの中枢であるトーマス・ヤングブラッドとともに作曲においても

重要な位置を占めていたが、2011年4月21日、自身のブログにて

キャメロット脱退を発表した。脱退理由としては近来における彼の燃え

尽き症候群が挙げられている。

 

 

Conception(コンセプション)

ノルウェーのプログレッシヴ・メタルバンド。

1989年に、ギタリストのトゥーレ・オストビー(Tore Østby)ヴォーカル、

ダグ・オストビー(Dag Østby)、ドラマーのWerner Skogliとベーシスト、

Freddy Samsonstuenによって結成される。

1990年にドラマーのWerner Skogli、ベーシストのFreddy Samsonstuenが

脱退。Ingar Amlien(B)、Arve Heimdal(Ds)が加入。

1991年にシンガーのダグ・オストビーが脱退、バンドは新しい

ヴォーカリストを探すことを余儀なくされた。多くのオーディション

を経て、バンドはロイ·カーンという至極のヴォーカリストを加入させる。

カーンはロングヘアを好まなかったため、当初はかつらを着用していた。

カーン加入2ヶ月後、バンドは自主レーベルのCSFレコードを起ち上げて

1stアルバム『The Last Sunset』を発表。後にノイズ・レコードと契約

する。1997年までに合計4枚のアルバムと1枚のEPをリリースした。

キーボードを含む5人編成。

 

最終メンバー

・Tore Østby(G,1989-1998)

・Ingar Amlien (B,1990-1998)

・Arve Heimdal(D,1990-1998)

・Roy Khan(Vo,1991-1998)

・Trond Nagell-Dahl(Key,1994-1995, 1996-1998)

 

 

Conception – Roll the Fire
     

 

 

 

 

Jørn Lande

Jørn Lande(ヨルン・ランデ)は、ノルウェー、リューカン出身のヘヴィメタル

ヴォーカリスト。

 

 

 

 

マイクを持った渡り鳥と称される通り、あまり一つのバンドに長く

在籍しない。その昔、イングヴェイ・マルムスティーンのバンドに

ヴォーカリストとして所属していた。

声域は広く、ハスキーながらも太めの声質をしており、特に低中音域は

デイヴィッド・カヴァデールのような声質であり、高音域は強力かつ

荒々しい。

 

 

Masterplan( マスタープラン )

マスタープラン は、ドイツのヘヴィメタルバンド。

2001年にハロウィンを脱退したローランド・グラポウとウリ・カッシュが

新たなバンド結成の為に動きだし、ヴォーカルとして当初、ラッセル・アレンに

オファーしたが、彼は自分のバンドSymphony Xでの活動があったため断った。

2人目のオファーがマイケル・キスクに送られたが、彼はメタルシーンから

離れたいと主張してオファーを断った。そしてノルウェーのバンドArkで

アルバム『Burn The Sun』と『Worldchanger』の2つのアルバムに参加していた

ヴォーカリスト、ヨルン・ランデが迎えられ2003年に結成。

同年デビューアルバム『Masterplan』をリリース。『Enlighten Me』など

13曲を収録。アルバムは2004年、ヨーロッパのアーティストの

年間アルバム・セールスの功績をたたえた「European Border Breakers Award」を

受賞した。

バンド名はローランドのHP上で公募して決定したものである。

 

 

Masterplan – Spirit Never Die
            

 

 

 

 

Thomas Vikström

Thomas Vikström(トーマス・ヴィクストロム、1969年1月21日-)は、

スウェーデン出身のオペラ歌手。ヘヴィメタルシンガー。

 

 

 

 

ヘヴィメタルシンガーとしてシンフォニック・メタル・バンドTherion、

パワー・メタルバンドStormwind、ドゥーム・メタル・バンド

Candlemass、テノール歌手としてスウェーデン王立歌劇場、

フォルクオペラ歌劇場、マルメ歌劇場を中心にスウェーデンの

オペラ界で活躍。多彩な歌唱技巧と表現力で各音楽ジャンルで

プロ・キャリアを持つことから、スウェーデンでは”ヴォーカル・

マスター”の異名を持つ。

透明感のある美声の持ち主であると同時に、驚異的な声域と

声楽由来の声量を活かした超絶的なハイトーン・ヴォーカルが

特徴。オペラ歌手としての経験を持つ類稀なヘヴィメタル

シンガーでもある。

2007年にはTherionのメンバーとして初来日し、LOUD PARKで

強烈なヴォーカルを披露。

2011年7月にはNHK BSプレミアムの音楽番組『Amazing Voice

驚異の歌声』で特集され、発声を完全に使い分けながら

ヘヴィメタル、ロック、オペラ、ミュージカル、ブルーズ、

ジャズ等を歌いこなす圧倒的な歌唱力と表現力で大きな反響を

呼んだ。また同番組で「ロックにはルーツとしてのブルースが

あるが、オペラにはブルースがない」との名言も残した。

 

 

幼少期から父親でありスウェーデンの名テノール歌手、

スヴェン・エリク・ヴィクストロムの舞台を最前列で鑑賞して

ツアーにも同行しながらオペラに親しむ。

7歳の頃にKISSとAlice Cooperに影響を受けてバンド活動を

始め、15歳でロックバンドBastardで歌う。同時にオペラ歌手に

なるために声楽をスヴェン・エリク・ヴィクストロムに師事。

1987年、トーマス・ヴィクストロム(Vo)、Antonio Salvena(G)、

Jonas Olson(B)、Mats Jacobsson(Key)、Staffan Scharin(Dr,

EX-Alien)といったメンバーでロック・バンド、Talk of the Townを

結成。メジャー・デビュー曲『Free Like An Eagle』のスウェーデン

での大ヒットを受けて1988年にデビュー・アルバム『Talk of the

Town』をリリース(1998年に、ギタリストのAntonio Salvena

によるプロジェクト・バンドとして復活して2ndアルバム

『Reach For The Sky』がリリースされる(2000年にはギタリスト、

トミー・デナンダーのプロデュースにより3rdアルバム

『The Ways of the World』がリリースされた)。

 

 

その一方で、1990年にスウェーデンのオペラ『はだしの生活

(Barfotaliv)』の主役からフォルクオペラ歌劇場のテノール歌手と

してデビューし、オペラ歌手のキャリアをスタートさせる。

また、キーボーディストとバック・ヴォーカリストとしてハードロック

バンド、Talismanのツアーに参加。

1991年にはオペラ『ホフマン物語』のホフマン役に抜擢される。

1992年からドゥーム・メタルの重鎮Candlemassにメサイア・

マーコリンの後任として加入する。

ディズニーの北欧版アニメの歌手を務める。1994年にはポップス

路線のソロ・アルバム『If I Could Fly』をリリースする。

その後、ミュージカル・キャリアに伴いスウェーデンの名優、

ステファン・サウクに演技を師事。1997年後半から1998年12月に

かけてミュージカル『ミス・サイゴン』のジョン役としてブロードウェイ

で活躍する。

2013-14年は『ロック・オブ・エイジズ』でジョーイ役を演じている。

以降、オペラ歌手、ヘヴィ・メタル歌手を両立しながら国内外で

活躍。

2009年にはシンフォニック・メタル・バンドTherionにバンド初となる

ヴォーカルの正式メンバーになった(ただし、セリオン活動初期は

クリストフェル・ユンソンがヴォーカルを兼務していた)。

 

 

Talk of the Town – Free Like An Eagle
            

 

 

Therion – The Blood Of Kingu
     

 

 

 

 

Snowy Shaw

Snowy Shaw(スノーウィ・ショウ,本名:Tommie Mike Christer

Helgesson、1968年7月25日-)は、スウェーデン、ヨーテボリ出身の

ミュージシャン。シンガーソングライター。

主にドラマーとして活動。その他ギター、ベース、キーボード

などのあらゆる楽器もこなすマルチ・プレーヤーである。

 

 

 

 

セリオンのセッションメンバー(2007年-2011年)として、『Gothic Kabbalah』、

『Sitra Ahra』、『Les Fleurs Du Mal』に参加。ツアーにも参加した。

2010年、ノルウェーのシンフォニック・ブラックメタルバンドDimmu Borgir

にベース、クリーンヴォーカルとして正式加入するも、在籍1日で脱退したと

されている。

2012年には,育児休暇のためにツアーを休むことになったサバトンの

ドラマー、ローバン・バック(2012)の代理ドラマーとしてツアーを

務めた。

その他キング・ダイヤモンド、マーシフル・フェイト、ドリーム・

イーヴルなどで活躍していたドラマーだが、マルチに活動中。

 

 

Petter Karlsson

Petter Karlsson(ペッター·カールソン,1977年5月31日-)は、

スウェーデンのミュージシャン。

 

 

 

 

シンフォニックメタルバンド、セリオン(2004-2008)にドラマーと

して参加。

2010年リリース『Sitra Ahra』の『2012』ではリード・ヴォーカルを

とっている。アルバム『Gothic Kabbalah』では作曲面で大きく貢献、

ツアーにも参加した。

また、マルチ・プレイヤーでもある彼は2009年に自身のプロジェクト

バンド、Holocoasterを立ち上げ、リード・ヴォーカルの他、作曲、

プロデュース、サウンドエンジニア、ドラム、ベース、ギターなどを

担当した。アルバム『TBA』(To Be Announcedの略。後日発表の意)

からビデオ・クリップ『Another Day-Another Victim』が出ている。

他、シンフォニック・メタルバンド、Diablo Swing Orchestra

(2010-2011)や、兄弟であるAxel Karlsson(B)のバンド、

Distorted Wonderlandにドラマーとして参加。

Distorted Wonderlandの2011年リリース『Distorted Wonderland』

からはミュージックビデオ『Raised on Rock ‘n’ Roll』が出ている。

 

 

Therion(セリオン)

セリオン は、スウェーデンのシンフォニックメタル・バンド。

1987年、ストックホルムでクリストフェル・ユンソンによって結成

された。当初はデスメタルバンドであったが、次第にメロディー

を取り入れ、メロディックデスメタルへと変化した。

 

 

Thor(the powerhead):Manowar cover
            

 

 

 

 

Ray Gillen

Ray Gillen(レイ・ギラン、正確にはギレン。1959年5月12日-

1993年12月1日)は、アメリカのヴォーカリスト、ソングライター。

一時期ブラック・サバスのサポートをしていた。ジョン・サイクスの

バンド、ブルー・マーダーにも一時在籍していたが脱退。

直後に元オジー・オズボーンのジェイク・E・リー(G)、元ブラック・

サバスのエリック・シンガー(Dr)らとBadlands(バッドランズ)を

結成した。

 

 

 

 

レイがブラック・サバスに加入したのは、1986年

当時ブラック・サバスのベーシストだったデイヴ・スピッツに

紹介されたのがきっかけだった。

ブラック・サバスは、オリジナル・メンバーでヴォーカルの

オジー・オズボーンが1979年に脱退。後任としてレインボーの

リードヴォーカルだったロニー・ジェイムス・ディオが加入した。

その後イアン・ギランやグレン・ヒューズなどディープ・パープルの

歴代シンガーがヴォーカルを担当していた。

グレン・ヒューズがヴォーカルとして在籍していた1986年、

ブラック・サバスがほぼ解散状態にあり、トニー・アイオミが

ソロ・アルバムのつもりで制作した『Seventh Star』(1986)は、

当初トニー・アイオミの初のソロ・アルバムとして計画されて

いたが、アメリカ盤の発売権を持っていたワーナー・ブラザーズ・

レコードがそれを許さず、ブラック・サバス名義でリリースする

ことを余儀なくされる。

しかし、本作に伴う北米ツアーの開始から5日後、ヒューズは解雇

されてしまう(もともと出来の良いときと悪いときの差が激しく、

また、グレン・ヒューズは当時ドラッグとアルコールの問題を

抱えておりまともに歌える状態ではなかった。そのため

ツアー中にツアーマネージャーのジョン・ダウニングと口論、

殴り合いとなり鼻を骨折してしまったのが要因)

バンドは急遽ヴォーカルの後任を探すことを余儀なくされた。

そんな時にデイヴがレイを紹介。

当時無名だったレイは、短い準備期間にも関わらず、ライヴでは

堂々たるパフォーマンスを見せて観客を沸かせた。そしてツアー

終了後、新作『The Eternal Idol』(1987)の制作に取りかかるが、

制作は中々進まず、当時のプロデューサのジェフ・グリックスマン

との軋轢などが重なって完成直前でレイは脱退(解雇)。

バンドは後任にトニー・マーティンを迎え、ヴォーカル・トラックを

すべてマーティンに差し替えられてしまい、レイの正式な

ブラック・サバスデビューは幻と化す。.

その後レイはイギリスのプロジェクト、フェノミナのアルバム

『Phenomena II:Dream Runner』にヴォーカルとして参加。

また、一時期ジョン・サイクスのバンド、ブルー・マーダーに

参加していた。

1988年、レイは元オジー・オズボーンのジェイク・E・リー(G)、

エリック·シンガー(Ds)らとバッドランズを結成するが、

2ndアルバム『Voodoo Highway』を最後に脱退。

その後いくつかのプロジェクトに着手し、1991頃より古くからの

友人らとバンド、サンレッドサンの活動を開始するが、同年の

12月1日、まだ幼い娘(アシュリー、1984年7月-)を残し

エイズが原因による合併症で34歳で死去。ニュージャージー州、

フェアビュー墓地に眠っている。

 

 

Badlands(バッドランズ)

1988年、オジー・オズボーンを脱退したジェイク・E・リー(G)は、

元ブラック・サバスのレイ・ギラン(Vo)、元ブラック・サバスの

エリック・シンガー(Dr)、オジー・オズボーンのオーディションで

出会った元スティーラーのグレッグ・チェイソン(B)の4人で

バッドランズを結成。

アメリカ的な、ブルージーなハードロックを前面に打ち出した

良作だったが、当時まだ80年代バンドブームのさなか、

商業的には振るわずといった状態であった。

1989年リリースされたデビュー・アルバム『Badlands』に収録されている

中でも『High Wire』や『Dreams in the Dark』は、

ハードロック感が色濃く出ていて、レイ・ギランの歌唱力が

生かされた楽曲となっている。

加入後すぐ脱退したドラマーのエリック·シンガー(脱退直後

キッスに加入)の後任としてMr.Bigのエリック・マーティンの弟、

Jeff Martin(ジェフ・マーティン)が加入。

1991年2ndアルバム『Voodoo Highway』を発表するが、ジェイクの

音楽性が反映した、前作よりさらにブルージーなものとなっている。

その中でも『The Last Time』は、比較的聴きやすくキャッチーな

ハードロックの良曲。

このころから次第に、ジェイクとレイの音楽の方向性の違いが

バンド内で表面化し、やがて二人の確執につながっていく。

そして、ジェイクとレイは衝突、レイは解雇されてしまう。

その後、新しいヴォーカリスト、ジョン·ウェスト(元ロイヤル・

ハント)を迎えバンドを継続することをマスコミに発表するが、

レコード・レーベルはバンドとの契約をしなかったため、

3thアルバムを発表することができず空中分解状態となる。

そして1993年、レイ・ギランの死をもってバンドは解散となって

しまう。

5年後の1998年、未発表だった3rdアルバム『Dusk』は日本で

発売された。

 

 

Badlands – High Wire
           

 

 

 

 

Geoff Tate

Geoff Tate(ジェフ・テイト)はアメリカのヴォーカリスト、ソングライター。

1980年代に人気を博したプログレッシヴ・メタルバンド、クイーンズ

ライクのヴォーカルをつとめたことで知られている。

 

 

 

 

1959年1月14日西ドイツ、シュトゥットガルト生まれ、生後間もなく家族と

ともにアメリカのワシントン州、タコマに移住。

父親が軍人だったこともあり、クイーンズライク時代に書いた歌詞の内容

にも大きくそれが反映している。また、学生時代に哲学を専攻していたこと

もあり、後にバンドの最高傑作ともいわれるコンセプトアルバム

『Operation:Mindcrime』の大ヒットに大きく貢献した。

 

 

Queensrÿche(クイーンズライク)

1981年にワシントン州ベルビューで結成された、プログレッシヴ・メタル

バンド。

音楽性はアルバム毎に違なり、ジェフ・テイト(Vo)のハイトーンヴォイスが

このバンドの特徴として挙げられる。『Operation:Mindcrime』はコンセプト

アルバムの傑作として有名な作品でバンドの出世作となる。

続く『Empire』はビルボード最高位7位、全米で300万枚を売り上げ、バンド

にとって最大の成功となった。

CD総売り上げは、米国のみで600万枚、世界で2000万枚を超える。

 

 

Queensrÿche – Eyes Of A Stranger