懐かしの70’S ~ My favorite hard rock bands

 

 

 

今回は、昔私がよく聴いていた70年代のロックバンド、

お気に入りだったアルバムをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

Led zeppelin

Led zeppelin(レッド・ツェッペリン)は、イギリスのロックバンド。

1968年にロンドンで結成された。

ギタリストのJimmy Page(ジミー・ペイジ)、ヴォーカリストの

Robert Plant(ロバート・プラント)、ベーシスト、キーボーディストの

John Paul Jones(ジョン・ポール・ジョーンズ)、ドラマーのJohn Bonham

(ジョン・ボーナム)の4人編成。

彼らのスタイルは、ブルース、サイケデリック、民族音楽など多種多様な

音楽の影響を受けている。

そのへヴィなギター・サウンドからブラック・サバス、ディープ・パープルと

並び、ヘヴィメタルの始祖とされている。

 

 

前身バンドNew YardbirdsからLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)に

変名後、Atlantic Recordsと契約を締結。

バンドは当初、批評家の間で不評であったが、『Led Zeppelin』(1969)

から『In Through the Out Door』(1979)までの11年間、リリースされた

8枚のスタジオ・アルバムは大きな商業的成功を収めた。

4枚目のスタジオ・アルバム『Untitled(Led Zeppelin IV)』(1971)は、

有名な曲『Stairway to Heaven』をフィーチャーしており、ロック・アルバムの

中で最も人気があり、影響力のある作品の1つとされている。

 

 

 

Led zeppelin / Led Zeppelin III(1970)

 

 

1970年リリース、レッド・ツェッペリンの3hdアルバム

『Led Zeppelin III』。

このアルバムは、かの有名な曲『Immigrant Song』が入って

いて、とくに最初はそんなに好きな曲じゃなかったんですけど、

聴きこんでいくうちにだんだんと引きこまれていって、今では

ツェッペリンの中で一番のお気に入りの曲となりました。

ジミー・ペイジのリフづくりの巧さに感銘をうけた1曲です。

 

4.はキングダム・カムのレニー・ウルフにも影響を与えたであろう

(本人は頑なに否定)ブルースロックの名曲。

ちなみに、お気に入りは1.と3.です。

 

 

Side.A
  1. Immigrant Song
  2. Friends
  3. Celebration Day
  4. Since I’ve Been Loving You
  5. Out on the Tiles

Side.B
  6. Gallows Pole
  7. Tangerine
  8. That’s the Way
  9. Bron-Y-Aur Stomp
10. Hats Off to (Roy) Harper

 

 

Led Zeppelin – Immigrant song

 

 

 

Led zeppelin / Led Zeppelin IV(1971)

 

 

1971年リリース、レッド・ツェッペリンの4hdアルバム。

『Black Dog』、『Rock and Roll』、『Stairway to Heaven』と、

名曲が盛りだくさんの、いわずと知れたハードロックの名盤中の

名盤です。

このアルバム・タイトルが『・・・・・・ん?

何だこの記号?まったく読めないじゃん・・・、って思いました。

どうやら『Untitled(Led Zeppelin IV)』というらしいです。

たぶん買ったのが輸入盤だったのでタイトルがわかりづらかったの

だと思います。が、読み方はいろいろあるようで、一般的に

『Untitled』とか『Led Zeppelin IV』とか『とか・・・

要するに何でもいいようです。

左から、ペイジ、ジョーンズ、ボーナム、プラントを意味するロゴ

らしいのですが、曲をテープに録音したときこのアルバムのタイトルが

読めなくて書くこともできず、最終的にこのロゴをコピーして

タイトルに貼り付けた記憶があります。

お気に入りの曲は、1.、2.、4.、5.、8.です。

 

Side.A
  1. Black Dog
  2. Rock and Roll
  3. The Battle of Evermore
  4. Stairway to Heaven

Side.B
  5. Misty Mountain Hop
  6. Four Sticks
  7. Going to California
  8. When the Levee Breaks

 

 

Led Zeppelin – When The Levee Breaks

 

 

 

 

 

Van Halen

Van Halen(ヴァン・ヘイレン)は、アメリカのハードロックバンド。

Jump』などのヒット曲で知られる。また、リーダー兼ギタリストの

エドワード・ヴァン・ヘイレン(1955年1月26日-2020年10月6日)は、

「ライトハンド奏法」を広く普及させたことで知られる。

アメリカで5,650万枚、全世界で8,000万枚以上のアルバム・セールスを

記録している。

 

 

バンドは1978年にロサンゼルスのサンセット・ストリップの

音楽シーンに登場し、エディ・ヴァン・ヘイレンは1978年の

アルバム『Van Halen』の曲『Eruption』で披露された、

タッピングと呼ばれる両手でのハンマーオンとプルオフの

演奏テクニックを普及させ、多くのギタリスト達に多大な

影響を与えてきた。ヴァン・ヘイレンがグラムメタル・スタイルを

完全に取り入れることはなかったが、エディのリード・ギターの

テクニックに基づいた洗練されたサウンドと、リード・シンガーの

デイヴィッド・リー・ロスのバッドボーイ的なステージパフォーマンスは

うまく融合し、このスタイルは後のグラムメタルのムーヴメントに

大きな影響を与えた。

 

 

Van Halen / Van Halen(1978)

 

 

1978年リリース、ヴァン・ヘイレンの1stアルバム。

邦題『炎の導火線』。

このアルバムを初めて聴いたときはかなりの衝撃を受けました。

エドワード・ヴァン・ヘイレンによる、今まで耳にしたこともない

「ライトハンド奏法」という高度なテクニックによる流麗なギター・

ワークに印象的なフレーズ。

 

 

それに相反して、はすっぱなイメージのデイヴ・リー・ロスの

お世辞にも上手とは言えない、でもなぜか惹きつけられる

ヴォーカル、憎めない強烈なキャラクター。そのミス・マッチが

たまらない名盤です。

エドワード・ヴァン・ヘイレンのライトハンド奏法は当時

センセーションを巻き起こし、後続の多くのギタリストたちに

影響を与えることとなりました。

また、デイヴ・リー・ロスのヴォーカル・スタイルとファッションは、

80年代の「Hair metal(ヘア・メタル)」と揶揄されたグラムメタル、

グラムロックのバンドに多大な影響を与えたとも言われています。

70年代・80年代を代表する偉大なバンドです。

お気に入りの曲は全曲です!

 

Side.A
  1. Runnin’ with the Devil
  2. Eruption (instrumental)
  3. You Really Got Me(The Kinks Cover)
  4. Ain’t Talkin’ ‘bout Love
  5. I’m the One

Side.B
  1. Jamie’s Cryin’
  2. Atomic Punk
  3. Feel Your Love Tonight
  4. Little Dreamer
  5. Ice Cream Man(John Brim Cover)
  6. On Fire

 

 

Van Halen – You Really Got Me(The Kinks Cover)

 

Van Halen – Ain’t Talkin’ ‘Bout Love

 

 

 

 

 

Foreigner

Foreigner(フォリナー)は、イギリス人のミック・ジョーンズ、

イアン・マクドナルドを中心にアメリカで結成されたロックバンド。

イギリス人とアメリカ人が混在するという、当時では珍しい

メンバー構成で、そうしたことから「フォリナー(=外国人)」と

名付けられた。

1970年代後半から1980年代終盤にかけて大きな成功を収めた。

その莫大なレコード売上から産業ロックの代表的なバンドとして

挙げられることも多い。

 

 

Foreigner / Foreigner(1977)

 

 

1977年リリースのフォリナーの1stアルバム。

邦題『栄光の旅立ち』。

アルバムジャケットのイラストは、イギリスとアメリカの

ミュージシャンが一緒に音楽をつくろうという意気込み、

希望に満ちた感じを表現しているのでしょうか。すごく

シンプルでいいアルバムアートワークです。

 

 

ギタリストのミック・ジョーンズと、ギター、キーボード、

サックスを演奏しアレンジセンスも抜群とマルチな才能を

もつイアン・マクドナルドの2人のイギリス人ミュージシャンが

中心になって、のちにBlack Sheepのリードシンガーだった

ルー・グラム(アメリカ人)、エド・ガリアルディ(B、2014年

5月11日にがんで8年もの闘病の末死去。62歳、アメリカ人)、

アル・グリーンウッド(Key、アメリカ人)、デニス・エリオット

(Ds、イギリス人)が加入し1976年に結成。1977年アメリカで

本作でデビューしました。

収録曲のほとんどは、ミック・ジョーンズ、ルー・グラムが

手掛け、アレンジはイアン・マクドナルドが手掛けています。

 

 

バンドを一番最初に見た感想としては、ひとことでいうと

「地味」。

また、ヴォーカルのルー・グラムの、何か優等生的なイメージ

からして、少々面白みに欠けるバンドという印象がありましたが、

アルバムを通して聴いた途端、ストレートに感情に問いかける

抒情的なメロディにルー・グラムの正確で美しいヴォーカルが

マッチしていて、一発でハマってしまいました。

まさに、”フォリナー(外国人)”、アメリカ人+イギリス人の

ミュージシャンによるケミストリーが起き、このような良質の

音楽が生まれてきたのだと思います。

ちなみにお気に入りの曲は、1.、2.、6.です。

 

  1. Feels Like the First Time
  2. Cold as Ice
  3. Starrider
  4. Headknocker
  5. The Damage Is Done
  6. Long, Long Way from Home
  7. Woman Oh Woman
  8. At War with the World
  9. Fool for You Anyway
10. I Need You

 

Foreigner – Feels Like the First Time

 

Foreigner – Cold as Ice

 

 

 

Foreigner / Head Games(1979)

 

 

1979年リリース3rdアルバム。

フォリナーというバンドは前作2ndアルバム『Double Vision』

でもそうだったように、どの曲を聴いても良質で捨て曲と

いうものがなく、聴けば聴くほど味が出てくるいぶし銀の

ようなバンドで、それがリスナーの心をつかんでいるのだと

思います。

 

 

前作と同様、このアルバムは、ハードロックとメロディアスな

曲が半々くらいの割合で、まだハードロック色が残っていた頃

だったと思います。

勢いのあるハードロックの1.で始まり、ノリのいいロックンロール

の3.、ルー・グラムのヴォーカルが冴えわたるハードロックの5.と、

アルバム・タイトル曲の6.まで一気に加速していきます。

後半は、メロディアスでドラマティックな曲で締めくくられています。

中心人物であるミック・ジョーンズのアメリカ人受けする

キャッチーなメロディーづくりは、あの世界的に有名な

ハードロックバンドを率いたカリスマ・ギタリストもアメリカ市場を

ターゲットにしたアルバム作りのお手本にしたと噂されるくらい、

職人の気迫を感じます。

 

 

もちろん、ほかのメンバーも詞や曲を書ける人たちばかりでしたが、

ミック・ジョーンズ、ルー・グラム以外のメンバーは比較的流動的で、

入れ替わりも激しく、失礼ながらこの2人以外はあまり記憶に残って

いません。

そんな中、忘れてはいけないのが元キング・クリムゾンの

イアン・マクドナルドの存在。

彼は1969年に発表された不朽の名作『In the Court of the Crimson King』の

制作面で中心的な役割を担った人物。

The Court Of The Crimson King』はピーター・シンフィールドとの

共作、『21st Century Schizoid Man』でも曲作りにおいて多大な

貢献をしました。

またT・レックスの曲『Get It On』ではサックスを担当。

マルチプレイヤーである彼はこのバンドでも制作面で大きく貢献をしましたが、

4thアルバム『4』を制作途中、アル・グリーンウッドとともに

解雇されてしまいました。

やはり、バンドにリーダー格の人間2人は存在しない宿命なんですね。

 

 

このアルバム以降、バンドは快進撃を続けます。

1981年リリースの4thアルバム『4』ではビルボード・チャートで

10週連続1位を記録し、シングル『Waiting for a Girl Like You』は

大ヒット。バンドは90年初頭あたりまで第一線で活動します。

商業的音楽をつくる代表格といわれた彼らは同じく70年代から活躍する

バンド、ジャーニー とともにメロディック・ロック、AORの先駆者的

存在と言えるでしょう。

で、このアルバムのお気に入りはというと・・・、全部!!と言いたい

ところですが、勢いのいいハードロックでつかみはバッチリ!!の

トラック1.『Dirty White Boy』、そしてルー・グラムの、どこか儚げで、

でも力強さのあるヴォーカルが印象的な『Head Games』がなんといっても

イチオシの名曲だと思います。

当時、アルバムジャケットが物議を醸しました。

 

  1. Dirty White Boy
  2. Love on the Telephone
  3. Women
  4. I’ll Get Even with You
  5. Seventeen
  6. Head Games
  7. The Modern Day
  8. Blinded by Science
  9. Do What You Like
10. Rev on the Red Line

 

Foreigner – Dirty White Boy

 

Foreigner – Head Games
     

 

※追記 2022年2月9日、キング・クリムゾンとフォリナーの創設メンバーのイアン・マクドナルド氏が、

ニューヨーク市の自宅で結腸がんで75歳で亡くなった。

 

 

 

 

 

Kansas

Kansas(カンサス)は、アメリカのプログレッシヴ・

ロックバンド。

1969年、カンザス州トピカでReasons Whyというバンドでプレイ

していたDon Montre(Key)とKerry Livgren(ケリー・リヴグレン、

G、Key)はLynn Meredith(Vo)とDan Wright(Hammond Organ)と

バンドSaratogaを結成。Scott Kesslerがベース、Zeke Loweがドラムを

担当しケリー・リヴグレンの書いたオリジナルの曲を演奏していた。

1970年、バンド名をカンサスと変更。プログレッシヴ・ロックバンド

White Cloverのメンバーと合流。White CloverのメンバーであるDave Hope(デイヴ・ホープ、B)と

Phil Ehart(フィル・イハート、Ds)は、ケリー・リヴグレン、

Meredith、Montre、Wright、そしてサックス奏者のLarry Bakerと共演した。

バンドは1971年まで活動を続けた。

 

 

1972年、フィル・イハートは他のミュージシャンを探すために

イギリスに渡り、帰国後デイヴ・ホープと再び合流。

Robby Steinhardt(ロビー・スタインハート、1950年5月25日-2021年7月17日 Vo、Violin)、

Steve Walsh(スティーヴ・ウォルシュ、Key)、Richard Williams

(リチャード・ウィリアムス、G)を募集。

1973年、ケリー・リヴグレンを呼び寄せカンサスが再結成された。

 

 

イギリスのプログレッシヴ・ロックをアメリカ的にポップに

アレンジしたサウンドで本国アメリカやヨーロッパなどで

高い評価を得ている。

4stアルバム『Leftoverture』、5thアルバム『Point of Know Return』

はRIAAよりマルチ・プラチナに認定された。

 

 

 

Kansas / Leftoverture(1976)

 

 

 

1976年リリースの4thアルバム。邦題『永遠の序曲』。

デビュー以来、バンドはアメリカのサザン・ロックやハードロックに

イギリスのプログレッシヴ・ロックの要素を加え、それらを融合した独自の

音楽スタイルを築き上げてきました。

そのクオリティーはこのアルバムでまさに頂点に達したという

感があります。

この中では1.、5.がお気に入りです。2.も人気曲です。

また、1.はアメリカの大人気テレビドラマシリーズ『スーパーナチュラル』の

テーマソングとしてシーズンのオープニングごとに使われています。

それでこの曲を知ったという人も多いのではないでしょうか。

 

  1. Carry On Wayward Son
  2. The Wall
  3. What’s On My Mind
  4. Miracles Out of Nowhere
  5. Opus Insert
  6. Questions of My Childhood
  7. Cheyenne Anthem
  8. Magnum Opus
  a. Father Padilla Meets The Perfect Gnat
  b. Howling At The Moon
  c. Man Overboard
  d. Industry On Parade
  e. Release The Beavers
  f. Gnat Attack

 

 

Kansas – Carry On Wayward Son

 

 

Kansas /Point of Know Return(1977)

 

 

1977年リリース、5thアルバム『Point of Know Return』。

邦題『暗黒への曳航(えいこう)』。

前作『永遠の序曲』に続き、本作もアメリカで大ヒットとなった

アルバムで、このバンドの名声を確固なものとした名盤です。

大ヒットとなったアルバムタイトルと同名のシングル

『Point of Know Return』は、カンサスというバンドの世界観を

映しだした、まさに珠玉の名曲です!

 

 

1.は、バンドのオリジナルメンバーで唯一カンザス出身ではない

ヴォーカルのスティーヴ・ウォルシュがスランプに陥っていた時に

共同執筆で書いた曲であり、彼にとって一番思い入れがある

作品だと後に語っています。

4.はアルベルト・アインシュタインをテーマにした曲。

お気に入りは、もちろん1.、2.、7.ですね。

 

 

このアルバムからはほかに『Dust In The Wind』というシングルも

リリースされ、こちらもアメリカで大ヒットし、数々のアーティストに

カヴァーされているバラードの傑作です。

 

このアルバム以降、バンドは解散・再結成やメンバー・チェンジを

経て今日に至っていますが、アメリカン・プログレッシヴ・ロックの

旗手として、後続のバンドに脈々と音楽の「伝承」をして

いくことでしょう。

 

1. Point of Know Return
2. Paradox
3. The Spider(Instrumental)
4. Portrait (He Knew)
5. Closet Chronicles
6. Lightning’s Hand
7. Dust In The Wind
8. Sparks of The Tempest
9. Nobody’s Home
10. Hoplessly Human

 

 

Kansas – Point of Know Return

 

Kansas – Dust In The Wind

 

 

 

 

 

TOTO

TOTO(トト)は、アメリカのロックバンド。

バンドはポップ、ロック、ハードロック、ソウル、ファンク、

プログレッシヴ・ロック、ブルース、ジャズの要素を

組み合わせた音楽スタイルで知られている。

 

 

1977年にロサンゼルスでスタジオミュージシャンをしていた

デヴィッド・ペイチ(Key)とジェフ・ポーカロ(Ds)を中心に

結成。2人はベーシストのデヴィッド・ハンゲイト、高校の友人で

ギタリストのスティーヴ・ルカサーに声をかける。

ジェフ・ポーカロは弟であるスティーヴ・ポーカロ(Key)を

バンドに誘い、そして元SSFoolsのシンガー、ボビー・キンボールが

加わり、オリジナル・ラインアップが完成する。

バンドはコロンビアレコードと契約。1977年、デビューアルバムの

制作に取りかかる。

 

 

TOTO / TOTO(1978)

 

 

1978年にリリースされたTOTOのデビューアルバム。

邦題は『宇宙の騎士』。

いつも思うのですが、海外アーティストやバンドのアルバムの

日本語版タイトルってどうしてこうもクサくてセンスが

ないんでしょうかね~。

それにTOTOって・・・なぜバンド名それにしたかなーって思い

ましたよ。日本人として。

バンド名の由来としてはさまざまな説があり、デビュー当時、

日本の音楽市場で広く活動を展開していたバンドは日本に来た

時「TOTO」というロゴがいたるところで(トイレや洗面台)

使用されていたことに言及、きっと日本では一流企業に違いない。

そこで「自分らも一流のバンドなので」という自負から、この名前を

バンド名にしたというコメントがある音楽雑誌に載せられました。

当時、まことしやかにこの噂が流れていましたが、自分たちを

評価してくれた日本へ敬意を表した、ファンへのリップ・サービス

だったというのが真相らしく、バンド名の由来については以下の説が

最有力と言われています。

 

 

”バンドが結成された後、デヴィッド・ペイチは、のちにバンドと同名の

デビューアルバムとなるマテリアルを書きためた。バンドメンバーは

一旦書かれた最初のデモを編集するためスタジオに>集まった。

そして、つい最近映画「オズの魔法使い」を見てきたばかりという

ジェフ・ポーカロは、すぐ判別できるようにデモ・テープに映画に

出てきた犬の名前「toto」を書き記した。

そしてバンド名を決めようとなった時、この「toto」という語源を詳しく

調べたデヴィッド・ハンゲイトは、「toto」はラテン語で「total」または

「all-encompassing(すべてを網羅する)」ことを意味すると説明し、

長年にわたるセッション・ミュージシャンとしての功績もあり、どんな

状況下でもプレイできる能力をもった共同体である自分たちに相応しいと

いうことで、デビューアルバムのタイトルとバンド名にTOTO(トト)が

選ばれた。„

(2012年、TOTOオフィシャルサイトのバンドヒストリーより)

 

いずれにしても「TOTO」は今では説明も不要な有名バンドですので、

いまさらもうどっちでもいいです(笑)

それはともかく、第一印象としてメンバーに目を引く美形がいる

わけではなく、スター的存在のミュージシャンがいるわけでも

ないので話題性で聴いてみようということではなかったのですが、

気になる曲がありアルバムを購入しました。

でも聴いた途端、なんだこれは!!と思いました。完璧なる美旋律の

曲が目白押しではないですか!!

それもそのはず、新人バンドとしてデビューしたとはいえ、

メンバーそれぞれがスタジオ・ミュージシャンとしてのキャリアが

豊富な実力派ということもあり演奏もスバラシイ!!

久々にいいバンドに出会えたと感激したものです。

 

 

TOTOの、数ある中でもこの1stアルバムは一番のお気に入りで、

1曲目からの劇的なインストゥルメンタルの名曲『Child’s Anthem』。

これがアルバム全体にインパクトを与えていると思います。

全体的にまとまりがあり、曲順も申し分ない。

実力派ミュージシャン達が集結して作り上げた「AOR」

(アルバム・オリエンテッド・ロック、アルバム全体としての

完成度を重視したスタイル)の最高傑作といえるアルバムです。

曲もスティーブ・ルカサーの『Georgy Porgy』や、ボビー・キンボールの

『Hold the Line』、デヴィッド・ペイチの『Rockmaker』、

スティーヴ・ポーカロの『Takin’ It Back』など、それぞれの個性に合わせた

ものとなっています。

お気に入りは1.、2.、3.、9.です。

 

1. Child’s Anthem(Instrumental)
2. I’ll Supply the Love
3. Georgy Porgy
4. Manuela Run
5. You Are the Flower
6. Girl Goodbye
7. Takin’ It Back
8. Rockmaker
9. Hold the Line
10. Angela

 

Georgy Porgy

 

Hold The Line