Post-hardcore bands Ⅰ

Post-hardcore bands

2015/06/13

21:02

今回は、ヨーロッパ、アメリカのメタルコア、

ポスト・ハードコアのバンドをご紹介します。

 

 

 

 

 

Chiodos

Chiodos(チオドス)は、アメリカ合衆国,ミシガン州にて

結成されたポスト・ハードコアバンド。

2001年、ミシガン州にて当時高校生だったメンバーによって

結成。初期の頃はThe Chiodos Brosというバンド名で

活動していた。

その後、1st自主制作ミニアルバム『The Acoustic EP』を

発表し、2002年になると2nd自主制作ミニアルバム

『The Best Way to Ruin Your Life』を発表。

2005年7月26日、1stアルバム『All’s Well That Ends Well』

をリリース。全米アルバムチャートにて164位を記録する。

その後もライブ活動などで着実に人気を拡大していき、

前作から二年以上を空けた2007年9月4日に、2ndアルバム

『Bone Palace Ballet』をリリース。前回を大幅に上回る、

全米アルバムチャート初登場5位を記録し、現在までに

20万枚以上を売り上げている。

その後も、オルタナティブ・プレス誌から「2009年、最も

ニュー・アルバムが期待されるアーティスト」の一つに

選ばれるなど、現在のアメリカを代表するバンドまでに

成長した彼等だが、当時ドラムを担当していた

デリック・フロストがバンドとの不和を理由に、2009年5月

突如脱退を表明した。

そして9月辺りに、ヴォーカルのクレイグ・オーウェンズが

突如脱退させられた。これも、メンバーと彼の間に軋轢が

あったのが原因とされている。

その後、ドラマーにタナー・ウェイン、ヴォーカルに

元イエスタデイ・ライジングのブランドン・ボルマーを迎え、

2010年10月5日には3rdアルバム『Illuminaudio』がリリース

された。全米アルバムチャートでは初登場37位を記録。

エレクトリックなサウンドとピアノ、そしてメタリックなギターリフを

多用しポップなメロディラインのヴォーカルを乗せるスタイルで、

「まるでミュージカルを聴いている様なドラマ

ティックな曲展開、そしてプログレッシヴ色の強い複雑な

曲構成」が彼等の持ち味とされている。

 

 

Chiodos – The Undertaker’s Thirst For Revenge Is Unquenchable(The Final Battle):featuring Nick Martin

 

Chiodos – Caves

 

 

 

 

 

Heartist

Heartist(ハーティスト)は、アメリカ、南カルフォルニア出身の

ポスト・ハードコア/メタルコア・バンド。

2011年初め、南カリフォルニアでジョナサン・ゲイタン(G)と

ティム・コック(G)は自らのバンドを脱退、ブライス・ベックリー

(Vo)、エバン・ラナロ(B)、マット・マルケス(Ds)を誘い

バンドを結成。程なくしてジョナサン・ゲイタンが脱退。後任として

ロビー・デビート(G)が加入し現在のラインアップとなる。

2012年、ロードランナー・レコードより『Nothing You Didn’t

Deserve(EP)』をリリース。音楽サイトSputnikmusicや、多くの

批評家筋の称賛をうけ、ロードランナー・レコードの期待の

新人として注目される。

歌詞は、ヴォーカルのブライス・ベックリーが実体験にもとづいて

世間を自らの目を通し観察して書いている。

2014年、デイビット・ベンデス(オブ・マイス・アンド・メン、

パラモア、ブリング・ミー・ザ・ホライズンなどのアーティストを

手がける)をプロデューサーに迎え、『Feeding Fiction』を制作。

同年4月、アルバムからのシングル『Pressure Point』が

リリースされた。

同年8月にファーストアルバム『Feeding Fiction』をリリース。

アルバムデビューを果たす。

 

 

Heartist – The Answer

 

Heartist – Skeletons

 

 

 

 

 

Pierce the Veil

Pierce the Veil(ピアス・ザ・ヴェイル)は、アメリカ、

カリフォルニア州サンディエゴ出身のポスト・ハードコアバンド。

バンドの中心メンバーであるVic Fuentes(ヴィック・フエンテス)と

弟のMike Fuentes(マイク・フエンテス)は当初別々のバンドで

音楽活動をしていたが、2人は共に仲間を誘ってパンク・ロック

バンド「Early Times」を結成。

Early Timesはその後「Before Today」へと改名し、2004年に

Equal Vision Recordsより1stアルバム『A Celebration Of An

Ending』をリリースした。

Before Todayはその後、メンバー間の音楽に対する姿勢の

違いから解散。ヴィックとマイクはバンド名を「Pierce the Veil」

として2人で再スタートを切り、2007年、Pierce the Veil名義での

1stアルバム『A Flair For The Dramatic』をリリースした。

このアルバムはヴィックとマイクの2人で作り上げたものであったが、

リリース後にツアーを行うため追加メンバーが必要となり、

Before Today時代に知り合ったトニーとハイメがPierce the Veilの

メンバーとして加入することとなった。

作詞作曲をメインで担当しているヴィック・フエンテスは、今までに

影響を受けたアーティストとして、クイーンやマイケル・ジャクソンを

挙げている。

 

現在のメンバー

・Vic Fuentes(ヴィック・フエンテス,Vo,G,1983年2月10日-)

・Mike Fuentes(マイク・フエンテス,Ds,1984年12月14日-)

・Tony Perry(トニー・ペリー,G,1986年2月25日-)

・Jaime Preciado(ハイメ・プレシアード,B,1986年5月17日-)

 

 

Pierce The Veil – Hell Above

 

Pierce The Veil – King for a Day(feat.Kellin Quinn

 

 

 

 

 

Escape The Fate

エスケイプ・ザ・フェイト (Escape the Fate) とは、アメリカ、

ネバダ州ラスヴェガスにて結成されたポスト・ハードコアバンド。

デビュー当時、老舗パンクレーベルEpitaph Recordsからの

大型新人として「Dying Is Your Latest Fashion」をリリースし、

大きな話題を呼んだ。

その後も瞬く間に人気を獲得していき、USポスト・ハードコアを

代表するバンドの1つ」と呼ばれるまでに成長したが、人気も

絶頂を迎えていた2007年にバンドの創設者でヴォーカルの

ロニー・ラドクが不祥事を起こし、バンドを追放されてしまう。

一時はバンドの存続自体危ぶまれたが、その後、元Blessthefallの

クレイグ・マビットを迎え活動を再開。

2008年にプロデューサー、ジョン・フェルドマン(Good Charlotte

ONE OK ROCK、Sleeping With Sirensなどを手がける)を迎え、

2ndアルバム『This War Is Ours』をリリース。Billboard 200にて

35位を記録し、イギリスの音楽情報誌Kerrang!をはじめ、様々な

批評家筋から高い評価を受けた。

 

 

Escape The Fate – Not Good Enough For Truth And Cliche

 

Escape The Fate – The Flood