メロディック・ハードコアバンド Ⅱ

 

 

 

今回はカナダ、イギリスの

メロディック・ハードコアのバンドを

ご紹介します。

 

 

 

 

 

 

Alexisonfire

Alexisonfire(アレクシスオンファイア)は、カナダのポスト・ハードコア

バンド。

2001年、オンタリオ州セントキャサリンズにてジョージ・ペティット(Vo) 、

クリス・スティール(B)、ウェイド・マクニール(G)、ダラス・グリーン

(Vo,G)、ジェシー・インジェレビックス(Ds)の5人により結成された。

2002年、自身の名を冠した1stアルバム『Alexisonfire』をリリース。

非常に高い評価を得る。 (Wade MacNeil, 1984年5月5日 – ) – リードギター

2004年、2ndアルバムとなる「Watch Out!」をリリース。カナダの

アルバムチャートにて初登場6位を記録。同11月に初来日公演を開催。

2006年8月、3rdアルバム『Crisis』をリリース。彼ら自身初となるカナダ

のアルバムチャートにて初登場1位を獲得。ビルボードアルバムチャートに

おいても189位を記録した。

2009年、4thアルバム『Old Crows / Young Cardinals』をリリース。

アルバムはカナダのアルバムチャートにて初登場2位を獲得。ビルボード

アルバムチャートにおいても81位を記録している。

2011年、ダラスがサイドプロジェクトでの活動に専念するためにバンドを

離脱することを公式サイトで発表。2012年に行われるライブツアーをもって

バンドを解散することになった。

ギタリストのウェイドは、ギャロウズにボーカルとして加入した。

ジョージは解散について「解散は友好的だったのか? あんまりそうとは

言い切れないね。でも、必要だったのか? たぶん、そうなのかも」と話して

おり、バンド内での方向性を巡って不和があったことを示唆している。

しかし、同時に「それでも、このバンドのメンバーはぼくにとっては家族の

一員だし、この先幸あることのみを願ってるよ」とも語った。

ラストツアーとして、カナダ、イギリス、オーストラリア、ブラジルを

15カ月に渡って巡り、ツアー後正式に活動を終了した。

しかし、解散後も活動時の未発表音源・ライブ音源などを散発的に配信し

続けた後、2015年から活動を再開した。

 

 

Alexisonfire – This Could Be Anywhere In The World
     
 

Alexisonfire – Boiled Frogs

 

Alexisonfire – Young Cardinals
    

 

 

 

 

Comeback Kid

Comeback Kid(カムバック・キッド)は、カナダのハードコア・パンク

バンド。

2000年マニトバ州ウィニペグで友人のAndrew Neufeld、Jeremy Hiebert

により結成された。

オリジナルメンバーはAndrew Neufeld(G)、Jeremy Hiebert(G)、

Scott Wade(Vo)、Kyle Profeta(Ds)、Cliff Heide(B)。

バンド名はNHLにカムバックしたアイスホッケー選手Mario Lemieux

に関する新聞記事の見出しに由来する。

2002年、EP『Comeback Kid』をセルフリリース。

2003年、Facedown Recordsよりデビューアルバム『Turn It Around』

をリリース。バンドはHellfestやPosi Numbersなどのハードコア・

パンク・フェスティバルに参加した。ベーシストのCliff Heideが脱退。

後任としてKevin Callがバンドに加入する。

2005年、Victory Recordsより2ndアルバム『Wake the Dead』を

リリース。リードヴォーカルのScott Wadeがバンドを脱退。

Andrew Neufeldがリズム・ギターからリードヴォーカルに代わる。

2007年、3rdアルバム『Broadcasting…』をリリース。ビルボード200

で129位、トップ・ヒートシーカーズで3位、インディーズ・アルバムで

10位に達した。ベーシストのKevin Callが友好的にバンドを脱退。

後任としてMatt Keilが加入。タイトルトラックの『Broadcasting…』は

NHL 2K8のサウンドトラックで使用された。

2010年、4thアルバム『Symptoms + Cures』がDistort Entertainment

によりカナダに向けてリリースされ、Victory Recordsにより世界に

向けてリリースされた。

2014 年、5thアルバム『Die Knowing』をリリース。同年5月13日、

バンドはオリジナルメンバーのKyle Profetaがバンドを脱退したことを

発表した。

2017年9月8日、Nuclear Blast Recordsより6thアルバム『Outsider』を

リリース。

 

 

Comeback Kid – Wake the Dead

 

Comeback kid – Broadcasting…

 

Comeback Kid – G.M. Vincent & I

 

 

 

 

 

Bury Tomorrow

Bury Tomorrow(ベリー・トゥモロー)は、イギリスのメタルコア

バンド。

2006年、ハンプシャー州サウサンプトン、ハンプシャーで結成された。

バンドはDaniel Winter-Bates(Vo:スクリーム担当)、Bates(B、

ヴォーカルDanielの兄弟)、Jason Cameron(G、Vo:クリーンヴォーカル

担当)、Mehdi Vismara(G、2013年脱退。Kristan Dawsonと交代)、

Davyd Winter(Ds)の5人構成。

2007年、EP『The Inn of Innocents』をセルフリリースする。

2009年、Basick Recordsよりデビューアルバム『Portraits』をリリース。

You and I』のミュージックビデオはSouthampton Solent University

で200人のファンの前で公開録画を行った時のもの。

『Portraits』は2010年、Artery Recordingsを通じて日本とアメリカに

向けてリリースされ、その年は継続してアメリカ、ヨーロッパ、日本で

ツアーを行い、アスキング・アレクサンドリア、スリーピング・ウィズ・

サイレンス、オブ・マイス・アンド・メン、ピアス・ザ・ヴェイルと

いったバンドのサポートツアーを行った。

2011年、バンドはアメリカのレコードレーベルであるArtery Recordings

から彼らのスタイルに電子音楽の要素を取り入れるよう圧力を掛けられる

が彼らはアメリカでの実績がほとんどないためスタイルの変化を拒否した。

バンドはレーベルと決裂し、北アメリカと日本のレコードレーベル、

並びにそれらのアメリカの代理店を失った。唯一残ったのはイギリスの

エージェントだけであった。

バンドは2011年に書いたアルバムをレコーディングするためにスタジオに

行くことさえままならなかった。

彼らのエージェントはリーズのSlam Dunk FestivalとGhostfestでプレイ

する機会を手に入れた。その時点でバンドはBury Tomorrowの未来に

自信を持てず、これが最終的のショーとなると思っていた。

しかし、これらのフェスティバルでのパフォーマンスはファンからの

肯定的な反応を受け、バンドはいままで失ってきた信頼を取り戻した。

2012年4月、バンドはNuclear Blastと契約。2ndアルバム『The Union

of Crowns』をリリース。

2014、Nuclear Blastより3rdアルバム『Runes』をリリース。この

アルバムよりKristan Dawson(G)が参加する。

Daniel Winter-Batesはこのアルバムが「これまでよりずっと重く、速い」

とコメントしている。そしてKristan Dawsonが加わったことでより

テクニカルなギターリフをスタイルに加えることができたとコメントして

いる。『Runes』はイギリスのアルバムチャートで34位に達し、イギリス

のロックチャートで1位を獲得した。

2016年、4thアルバム『Earthbound』をリリース。これがNuclear Blast

からの最後のリリースとなる。

TeamRock RadioとのインタビューでDani Winter-BatesとKristan Dawson

は、アルバムがバンドのツアー中、6週間にわたって書かれたと述べている。

アルバムはイギリスのロックチャートで2位を獲得した。

2017年10月27日、バンドはNuclear Blast Recordsを離れ、Sony Music /

Music For Nationsとの契約を締結。

2018年、5thアルバム『Black Flame』をリリースした。

 

 

バンドは結成以来、自身をメタルコアバンドと公言しており、

Daniel Winter-Batesはヴォーカルとしてその音楽スタイルに関与する

ことに誇りを持っていると語っている。

バンドはこれまで5枚のスタジオ・アルバムをリリースしている。

 

 

Bury Tomorrow – An Honourable Reign

 

Bury Tomorrow – Black Flame

 

 

 

 

Deadthrone

Deadthroneは、イギリスのメロディックメタルコア

バンド。

マンチェスターで結成された。

2017年、デビューEP『To Hell And Back』 をリリース。

バンドはDreamboundの協力を得て最新のミュージック

ビデオ『Our Legacy』をリリース。

 

バンドメンバー

Chris Bissette – Vocals

James Bolton – Guitar/Vocals

Sam Clough – Guitar

Benj Speight – Drums

 

 

Deadthrone – Our Legacy

 

Deadthrone – This Isn’t Over Yet

 

 

 

 

While She Sleeps

While She Sleeps(ホワイル・シー・スリープス)は、

イギリスのメタルコアバンド。

2006年、シェフィールドで結成された。

バンドメンバーはLawrence Taylor(Vo)、Sean Long

(G)、Mat Welsh(G,Key)、Aaran McKenzie(B)、

Adam “Sav” Savage(Ds)の5人。

彼らは現在、イギリスのインディーズ系バンドとして活動して

おり、アメリカのSharpTone Recordsとオーストラリアの

UNFDと契約している。

バンドは1 枚のEP『The North Stands for Nothing』(2010年)

と3枚のスタジオ・アルバム『This is the Six』(2012)、

『Brainwashed』(2015)、『You Are We』(2017)をリリース

した。

また、彼らは Kerrang! Awards 2012で最優秀新人賞を受賞した。

 

 

2013年、EMPのインタビューでリードヴォーカルのLawrence Taylor

はバンド名の由来について「眠っている間に夫を殺害した女性の物語

を題材にした雑誌を見て、”While he Slept”の”he”を”she”に変えて

While She Sleepsにした」と語っている。

さらに彼は、しばしば車両や船が女性の名前をつけられることに言及し、

海底に眠る車両、または船を見るのが好きだと説明した。

2017年4月26日、TaylorはInvicta Magazineのインタビューにおいて、

『You Are We』に収録されているBring Me the HorizonのOli Sykes

をフィーチャーしたシングル『Silence Speaks』について

「この曲は2016年8月20日にがんで亡くなったArchitectsのギタリスト

Tom Searle(トム・サール)に敬意を表しOliとともに制作した。

Oliとはあることが引き金となり仲互いをしたままであった。

我々はトムのお通夜で久しぶりに会い、お互いクレイジーな期間が

あったが最後は皆で座ってビールを飲み交わし、トムについて

語りあった。

その時に気づいた。彼はどんな思いで一日一日を過ごしていたの

だろうか?

我々は卑しい妬みを抱きながら生きている。そんなことをして

一体何の意味がある?人生は短いのだ。

最期まで精一杯生きた彼に、我々は大切なことを教えられた。

それが発端になりこの企画を思いついた。Oliもこのビデオ制作に

賛同してくれた。

私たちは過去に2回、彼に一緒にツアーを行う機会を与えられたが、

それをぶち壊しにしたことがあった。

過去に過ちも犯してきたが前進した。そんな我々の仕事を認め、

一緒に行動を起こしてくれた彼は最高です!私たちの間にはもう

わだかまりはありませんでした。

亡くなったトムが私たちとBring Me the Horizonとをより緊密にして

くれたのだと思います」と語った。

 

 

While She Sleeps – Four Walls

 

While She Sleeps – Hurricane

 

While She Sleeps – Silence Speaks(ft. Oli Sykes)