今回はメタルコア、ポスト・ハードコアの
バンドを多く輩出しているアメリカの
メロディック・ハードコアバンドを
紹介します。
For the Fallen Dreams
For the Fallen Dreams(フォー・ザ・フォールン・ドリームズ)は
アメリカのメタルコアバンド。
2003年にアーロン・ロン(Vo)、クリス・アッシュ(B)、アンドリュー・
トカチク(Ds)、クリス・クロール(G)、ジム・ホッキング(G)で結成。
当時はデスコアバンドとして活動していた。
ランシングでのライブ活動の後、ロンと入れ替わりでアンドリュー・ユール
がヴォーカルとして加入。そのメンバーで最初のセルフタイトルEPを
リリースおよびライブを行った。
その後も多くのメンバーの変遷を経て、2007年に3枚目のEPとなる
『New Beginning』をリリースする。この作品以降、当時ベーシストを
務めていたチャド・ルーリッグがボーカルを執ることになる。
その後、マーカス・モーガンが新しいギタリストとして加入し、2008年に
ライズ・レコードより初のフルアルバム『Changes』をリリースする。
しかしこのアルバムのリリース後、ルーリッグが脱退してしまう。
バンドは新たに、From Under the Gallowsでボーカルを務めていた
ディラン・リクターを迎え、2009年に2枚目のフルアルバム『Relentless』
をリリースする。
2011年2月、トカチクがザ・ゴースト・インサイドでの活動に専念するため
脱退。同年5月、ア・デイ・トゥ・リメンバーのギタリスト、トム・デニーを
プロデューサーに迎え制作した3rdアルバム『Back Burner』をリリース。
2012年7月、デニーを再びプロデューサーに迎えた4thアルバム
『Wasted Youth』をリリースする。この作品以降2013年までアーテリー・
レコードに籍を切り替えている。
2013年1月、リクターがバンドの脱退を宣言すると、翌月の2013年2月に
ルーリッグが5年振りの復帰を果たす。また、ルーリッグに次いでドラマーの
トカチクも復帰した。3月にはライズ・レコードに再移籍する。
2014年1月、ライズ・レコードよりルーリッグ復帰後初のフルアルバムで
ある5th『Heavy Hearts』をリリース。
2018年2月、6th『Six』をリリース。
For The Fallen Dreams – The Big Empty
For The Fallen Dreams – Unstoppable
For The Fallen Dreams – Stone
The Ghost Inside
The Ghost Inside(ザ・ゴースト・インサイド)は、アメリカの
メタルコア、メロディック・ハードコアバンド。
オリジナルメンバーはJonathan Vigil(Vo)、Aaron Brooks(G)、
Ryan Romero(G)、Josh Navarro(G)、Anthony Rivera(Ds、
2006年KC Stockbridgeに交代)、Tyler Watamanuk(B)。
2004年、A Dying Dreamの名の下ロサンゼルスで結成された。
2008年、デビューアルバム『Fury and the Fallen Ones』をリリース。
2010年、2ndアルバム『Returners』をリリース。
2011年、ドラマーのKC Stockbridgeが脱退、新たにFor the Fallen Dreams
のドラマーでありソングライターでもあったAndrew Tkaczykが加入した。
2012年、バンドはMediaskareからEpitaphへ移籍。同年、A Day to
RememberのJeremy McKinnonのプロデュースによる3rdアルバム
『Get What You Give』をリリース。ビルボードチャートで88位に達した。
2014年にリリースされた4thアルバム『Dear Youth』はビルボードチャート
66位にランクインしている。
2015年1月、バンドのFacebook上で結成メンバーであったギタリストの
Aaron Brooksが脱退したことが発表された。以降オリジナルメンバーは
Jonathan Vigilの一人のみとなった。同年11月、バンドメンバーの搭乗した
ツアーバスとトレーラートラックが正面衝突する事故が発生。運転手は両者
とも死亡している。メンバー達は生存していたものの、重篤な状態にさらされた。
Andrew Tkaczykはこの事故の影響で片足を失っている。
2016年3月、以前よりサポートを行っていた元Texas in Julyのギタリスト
Chris Davisが正式メンバーとして加入した。
メタルコア、およびメロディック・ハードコアと扱われることが多い。
バンド自身はFacebook上などでメロディック・ハードコアを名乗っている。
ベーシストのJim Rileyはインタビューで「UnearthやAs I Lay Dyingと
いったバンドから、ギターソロと歌を減らしたようなもの」とバンドの
音楽性について説明している。また、彼は同インタビューでThrowdown、
Bury Your Dead、Misery Signals、Killswitch Engage、Unearth、
Bleeding Throughといった前世代のバンドに影響を受けたとしている。
また、ポップ・パンクやエモといった必ずしもヘヴィでない音楽でない
音楽も聴いていたという。ヴォーカルのJonathan VigilはNOFXや
Less Than Jakeなどのパンク・ロックやHatebreed、Slipknotといった
音楽を聴いて育ったと語っている。元ギタリストのAaron Brooksは
Bad Religion、Poison the Well、Hatebreedを聴いていたという。
また最近のバンドのお気に入りにComeback Kidの名を挙げている。
曲作りに関しては先に楽器による録音をしてから、Jonathan Vigilや
Aaron Brooksが歌詞を書くというスタイルをとっている。
The Ghost Inside – Engine 45
The Ghost Inside – Dear Youth (Day 52)
Being as an Ocean
Being as an Oceanは、アメリカのポスト・ハードコアバンド。
カリフォルニア州オーシャンで結成された。
元々Vanguardというエクストリーム・メタルバンドであったが、
バンドは実験的なメタルをプレイすることに興味を失い始め、
次第にハードコアを追求するようになる。
2011年1月4日、デモがVanguardのMySpaceのページにアップロード
された。
2012年、Tyler Ross(G)、Ralph Sica(B)、Joel Quartuccio(Vo)、
Shad Hamawe(Ds)のラインアップでBrian Hoodとの共同プロデュース
によるデビューアルバム『Dear G-d…』をリリース。バンドの曲は当初、
ギタリストのTyler Rossが書いていた。タイトルトラックの『Dear G-d…』
がシングルとしてリリースされた。
アルバムはトップ・ヒートシーカーズ・チャートで27位となる。
2013年、Shad HamaweとJacob Perstがバンドを脱退。残りのメンバー
は新メンバーのオーディションと同様にレコーディングを開始した。
新しいドラマーとしてハードコア・パンクバンドSleep Patternsの
Connor Denisがバンドに参加。新しいギタリストとしてハードコア・
バンドThe ElijahのMichael McGoughの加入も発表された。
新しいラインナップになったバンドは曲を書き、ジョージア州アトランタ
のGlow in the Dark Studiosでアルバムのレコーディングを始める。
2014年5月、2ndアルバム『How We Both Both Wondrously Perish』を
リリース。アルバムからのシングル『Death’s Great Black Wing Scrapes
the Air』がiTunesでリリースされた。
2015年、アルバム『Being as an Ocean』をリリース。
セッションドラマーとしてのキャリアを追及するためバンドを脱退した
Connor Denisの後任としてJesse Shelleyが加入する。
バンドはEqual Vision Recordsと契約を締結。シングル『Dissolve』をリリース。
2017年8月14日、Tyler Rossはアルバムの権利を購入し4thアルバム
『Waiting for Morning to Come』をリリース。8月19日にはFacebookの
公式アカウントでEqual Vision Recordsと契約を結んだ後、インディーズの
バンドになることを発表した。アルバムから2つのシングル『Thorns』、
『Black and Blue』がリリースされた。
2018年、シングル『Alone』をリリースした。
バンドの音楽スタイルは、ポスト・ハードコアとメロディック・ハードコア。
AllMusicのライターGregory Heaneyはバンドを「噴出する攻撃性と
物悲し気でメロディックな音をあわせ持ったポスト・ハードコアバンド」と
特徴付けた。
Being As An Ocean – Know My Name
Being As An Ocean – The Hardest Part…
Bad Omens
Bad Omensは、アメリカのメタルコアバンド。
バンドメンバーはNoah Sebastian(Vo)、Nicholas Ryan(G)、
Joakim Karlsson(G)、Nick Folio(Ds)。
2013年、バージニア州リッチモンド出身であるソングライター、
プロデューサー、ヴォーカリストのNoah Sebastian(1995年10月31日‐)
のソロ・プロジェクトとしてスタート。
彼は10年来の友人であるJoakim Karlsson(G)とVincent Riquier
(B)、後に加入したNicholas Ruffilo(G)、Nick Folio(Ds)と
Bad Omensを結成。カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を移す。
Noah Sebastianはアメリカ人と日本人のハーフであることを自身の
ツイッターで明かしている。
2015年、バンドはSumerian Recordsと契約。
2016年、デビューアルバム『Bad Omens』をリリース。
アルバムはファンから高い評価を得ているその反面、Bring Me The
Horizonの2013年リリースのアルバム『Sempiternal』と比較され
続けている。一つ例を挙げるとすればBad Omensの楽曲
『Reprise (The Sound Of The End)』はBring Me The Horizonの
『Shadow Moses』にサウンド、ヴォーカル共に似ている部分があると
いう。
バンドのフロントマンNoah Sebastianは、Flippen Musicのインタビュー
でそのことについてコメントした。
「今までの流れから変わったアルバム『Sempiternal』はより際立って
いるし、Bring Me The Horizonは最高のバンド」と称賛したうえで
Bad Omensの曲はLinkin Park、Deftones、Slipknot、Disturbed、
その他にもDepeche Mode、The Weeknd、Thirty Seconds To Mars、
The Neighbourhoodなどたくさんのアーティストから影響を受けた
もので「我々の想像性が一つのアルバムとだけ比較されるのは実に
不快である」と語っている。
また、彼はBring Me The Horizonについて「この話題になったので
言わせてもらうと、彼らから多くのインスピレーションを受けている
ことは間違いないと思うし、すごく良いインスピレーションだと思って
いる。『That’s The Spirit』は素晴らしいアルバムだと思うし、最も
豪華な作品の一つで極めていい作りだし、長い間聴いていた」と語った。
Bad Omens – Glass Houses
Bad Omens – The Worst In Me
Bad Omens – Careful What You Wish For
The White Noise
The White Noiseはアメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスに
拠点を置くパンク・ロックバンド。
2009年、テキサス州ダラスでギタリスト、ヴォーカリストの
David Southern、ドラマーのAlex Summersにより結成された
Set the Sunが母体となり、バンドは多くのラインアップの変更後、
2013年にヴォーカリストのShawn Walkerとギタリストの
Josh “KJ” Strockを得て2015年、カリフォルニア州ロサンゼルスに
拠点を移動、バンド名をThe White Noiseに変更する。
現在、オリジナルメンバーはDavid Southernだけとなっている。
2009年、テキサス州ダラスでDavid Southernは17歳の時
Alex SummersとThe White Noiseを結成。
2010年初頭、Nate Anderson(Vo)、 Arturo Pina(G)、
Dakota Price(B)、Brandon Daniels(Key)が加入。
当時のバンドのスタイルはポスト・ハードコア、Nate Andersonの
スクリーム・ヴォーカルとDavid Southernのクリーンヴォーカルを
取り入れたメタルコアとヘヴィメタルが融合している。
2010年後半、バンドはレコーディングを開始。
2011年、EP『Set The Sun』をセルフリリース。そして同年9月、
立て続けに2ndEP『Desolate』をセルフリリース。
2012年にリリースした1stシングル『Armagetition』はメタルコア、
2ndシングル『Mishaps』はSouthernのクリーンなヴォーカルによる
アコースティック・バラード
となっている。さらにバンドは2012年にVans Warped tour、2013年
にSouth by So What?! 2013に参加する。
しかし、バンドのツアー後メンバー間の軋轢が生じ、Nate Anderson、
Arturo Pina、Dakota Price、Brandon Danielsが脱退。バンドは
オリジナルメンバーのDavid Southernのみとなる。
Josh “KJ” Strock(G)、Landon Jett(Ds)、Kendrick Nicholson
(B、2014年脱退。Bailey Cregoに交替)が加入し、Dakota Price
の交代としてベースを担当していたShawn Walkerは脱退した
Nate Andersonのヴォーカルを引き継ぐ。
Landon Jett、Kendrick Nicholsonの脱退とBaily Crego(B)、
Tommy Westの加入により、結果的に音楽のスタイルの変化があり、
以降の彼らのマテリアルが最初の2枚のEPのそれと非常に異なって
いたことに気づき、以前のメタルコアのスタイルでプレイしたくない
と思い始めたメンバーは2015年、カリフォルニア州ロサンゼルスに
活動拠点を移しバンド名も一新することを決意。The White Noiseに
変更する。同年、バンドはFearless Recordsと契約を締結。
2016年、Fearless Recordsより通算3枚目にしてThe White Noise
として初となるEP『Aren’t You Glad?』をリリース。
2017年、Bullet for My Valentine、Motionless in White、
Pop Evilなどを手掛けるDrew Fulkのプロデュースによるデビュー・
アルバム『AM / PM』をリリース。
The White Noise – Bloom
The White Noise – Picture Day
Beartooth
Beartooth(ベアトゥース)は、アメリカのポスト・ハードコア
バンド。
2012年、オハイオ州コロンバスで元Attack Attack!のヴォーカル
Caleb Shomoはバンド在籍中に曲を書き始めた。
彼のプロジェクトはもともとはNoiseと呼ばれていたが、同名のバンド
がすでにいたたため元ベーシストのNick Reedのアイデアでバンド名を
Beartoothと変更する。Caleb Shomoはバンドをやめた後、自分の
やりたかった音楽に集中することができ、期待以上の成功を収めること
ができた。ギタリストのTaylor Lumley、ベーシストのNick Reed、
ドラマーのBrandon Mullinsをライヴ・パフォーマンスのために募集。
バンドは最初に『Set Me on Fire』を書き、次に『I Have a Problem』
を書いた。これらの曲は『Go Be the Voice』、『Pick Your Poison』と
ともに2012年12月にオンラインでリリースされた。
『I Have a Problem』のミュージックビデオもアップロードされた。
2013年、Red Bull RecordsよりEP『Sick』をリリース。
2014年、Red Bull Recordsと UNFDを通じてデビューアルバム
『Disgusting』をリリース。
2014年1月6日、ギタリストのKamron Bradburyが加入。Nick Reedが
脱退。Oshie Bicharが後任ベーシストとして加入。
バンドは7月中旬から8月上旬にかけてWarped Tour 2014に参加し、
アルバムをサポートした。
2016年、2ndアルバム『Aggressive』をリリース。ビルボード200で25位
に達した。ドラマーのBrandon Mullinsが脱退。
2018年、3rdアルバム『Disease』をリリース。アルバムはビルボード200
で40位、ハードロックチャート、インディーズチャートでそれぞれ1位に
達した。
ギタリストのTaylor Lumleyがバンドを脱退。後任としてLike Moths To
FlamesのギタリストZach Hustonの加入が発表された。またセッション、
スタジオのドラマーConnor Denisが正式加入したことも発表された。
バンドの音楽はEP『Sick』、アルバム『Disgusting』ではメタルコアと
認識されているが、Caleb Shomoの前のバンドAttack Attack!よりも
パンク・ロックの影響が顕著である。
Caleb Shomoは2013年1月のAlternative Pressとのインタビューで
Beartoothのスタイルに対する自身の考え方について
「何らかの圧力をかけられずにワイルドでクレイジーなパンクロック、
ハードコアを楽しくプレイしたい」とコメントした。
また、その中に電子的な要素がないことについて尋ねられたとき、彼は
「私は音楽が互いにせめぎ合うのを望んでいないので、Beartoothの音楽に
エレクトロニックの要素は必要ないと思っています。
私たちのルーツはハードコアでありパンク・ロックです」と答えた。
Beartooth – Disease
Beartooth – In Between
Beartooth – Believe
I Prevail
I Prevailは、アメリカのメタルコアバンド。
2013年、ミシガン州サウスフィールドで結成された。
オリジナルメンバーはクリーンヴォーカルのBrian Burkheiser、
スクリームヴォーカルのEric Vanlerberghe、リードギターの
Steve Menoian、リズム・ギターのJordan Berger、ドラムの
Lee Runestad。
バンドは、すぐに最初のEPの制作を開始。
セルフリリースのEP『Heart Vs. Mind』はタイトルトラック
『Heart vs. Mind』を含む『Crossroads』、『Love, Lust,
and Liars』、『Face Your Demons』、『The Enemy』、
『My Heart I Surrender』『Deceivers』の7曲すべてがバンドの
オリジナルで構成されており、アルバムはトップロック・アルバム
で9位、ビルボード200で88位に達した。
2014年12月1日、バンドはYouTubeにテイラー・スウィフトの
『Blank Space』をカヴァーしたミュージックビデオを投稿。
この『Blank Space』は注目を浴び、ビルボードホット100で
90位、メインストリーム・ロックチャートの23 位に達した。
2018年3月の時点で、動画は再生回数4,300万回を超えている。
バンドはEPから『Love, Lust, and Liars』、『The Enemy』の
2つのシングルをリリースする。
2014年12月17日、Fearless Recordsと契約。EP『Heart Vs. Mind』
を再リリースする。
2015年3月13日バンドはFacebookでギタリストのジョーダン・
バーガーが自身の夢の実現のためプロジェクトに十分なコミットが
できないという理由からバンドを脱退したこと、Dylan Bowman
(G、のちに正式メンバーとなる)、Tony Camposeo(B)が
ツアーメンバとして参加することを発表した。
2016年、バンドは夏の間Headlining Strike the Match Tourを行う。
White Noise、My Enemies&I、Bad Seed Risingがスペシャル・
ゲストとして参加した。
2016年10月、デビューアルバム『Lifelines』をリリース。
アルバムはTop Rock Albumsで5位、ビルボード 200の15位に達し、
最初の週に19,500枚のセールスを達成。2017年9月現在、アメリカ
単独で約93,000のセールスを記録している。
同年7月、アルバムから1stシングル『Scars』をリリース。ビルボード
Hot Rock Songsで39位に達し、バンドはそのソングライティング
能力を実証した。
その後も2ndシングル『Stuck in Your Head』、3rdシングル
『Come and Get It』がリリースされ、4thシングル『Alone』は
2017年に開催されたLoudwire Music Awardsで”Hard Rock Song
of the Year”を受賞した。
I Prevail – Scars
I Prevail – Lifelines
I Prevail – Alone
It Prevails
It Prevailsは、アメリカのメロディック・ハードコアバンド。
2004年にオレゴン州ポートランドで結成された。
オリジナルメンバーはJames Ian Fike(Vo)、Alex Kutsche(G)、
Cameron Bladsoe(B)、Aaron Marsh(Ds)。
彼らはShai Hulud、Twelve Tribes、Strongarm、Lifetime、
Hot Water Musicといった、90年代に活動したメロディック・
メタルコアとクラシック・ロックの影響を受けており、歌詞は
主に人間の日々の生活や葛藤にインスパイアされたものと
なっている。
2005年、EP『Indelible』をセルフリリース。
2007年、Rise Recordsと契約。デビューアルバム『The Inspiration』
をリリース。
バンドはプロデューサーのBeau Burchell (Saosin)はギタリスト
とチームを組んで制作に取り掛かるが、オリジナルのドラマー
Aaron Marshがバンドを離れることを決めた後中断した。また、
個人的な理由でギタリストがバンドを脱退。これらの問題は
Ligiea、Since The Flood、Means、Farewell to Freewayとの
ツアーのキャンセルを引き起こした。
2009年、インディーズレーベルRain City Recordsより2ndアルバム
『Capture and Embrace』をリリース。アルバムのサポートツアー
はなく、2009年8月の初のヨーロッパツアーの前に、西海岸の小規模
なツアーを行った。
2010年、The Form RecordsよりEP『Findings』をリリース。
バンドは公式Myspaceのページで、ギタリストBobby VaLeuとドラマー
Ian Clarkの加入を発表した。
2011年、Mediaskare Recordsと契約。3rdアルバム『Stroma』を
リリース。
2013年4月、Joe Butler(G)、Nate George(Ds)、Billy Adams(B)
がバンドに加入。
2015年、4thアルバム『Perdition』をリリース。
James Ian Fikeは、バンドの4枚のアルバムの中で一番のお気に入りで
あるが、これが最後のアルバムとなる可能性があると示唆した。
現在のメンバー
・James Ian Fike(Vo)
・Nic Toten(G)
・Dave Catuccio(Ds)
It Prevails – Caged With Gold Bars
It Prevails – Defenses Down
It Prevails – An Anomaly
Wage War
Wage Warは、アメリカのメタルコアバンド。
2010年、フロリダ州オカラで高校の友人Cody Quistad(G、Vo)、
Seth Blake(G)が中心となりEmpiresというバンドを結成。
三年後の2013年、Briton Bond(Vo)、Jordan Pierce(B)、
David Rau(Ds)が加入。オリジナル・ラインアップが完成する。
David Rauは教師の仕事に就くためバンドを脱退。
Stephen J. Kluesener(Ds)と交代。Jordan PierceはChris Gaylord
と交代した。
2015年、バンドはFearless Recordsと契約。バンド名をWage Warに
変更する。
Jeremy McKinnon(A Day to Remember)、Andrew Wadeの
プロデュースにより同年デビューアルバム『Blueprints』をリリース。
2017年、2ndアルバム『Deadweight』をリリース。
バンドは2017年6月のミニツアーでParkway Driveとともにプレイ
した。
また、『Deadweight』のサポートツアーも行い、アルバムは
ビルボード200で54位に達した。
現在のラインアップ
・Briton Bond(Vo)
・Cody Quistad(G、Vo)
・Seth Blake(G)
・Chris Gaylord(B)
・Stephen Kluesener(Ds)
Wage War – Gravity
Wage War – Alive
Wage War – Youngblood
Rise Against
Rise Against(ライズ・アゲインスト)は、アメリカのパンク・ロック
バンド。
1999年、イリノイ州シカゴで88 Fingers LouieとBaxterというバンド
に在籍していたメンバー等を中心に結成された。結成時のバンド名は
Transistor Revoltだった。
それからまもなく1stEP『Transistor Revolt』のレコーディングを
行うが、完成後にドラマーのトニー・チンタリーがバンドから脱退
する。後任としてブランドン・バーンズを迎え入れ、その後バンド名を
現在のRise Against(ライズ・アゲインスト)へ変更。
2001年、1stアルバム『The Unraveling』をリリース。
それから約1年後、ギタリストのミスター・プレシジョンがバンドから
脱退したため、後任としてトッド・モニーを迎え入れる。
2003年、2ndアルバム『Revolutions per Minute』をリリース。
2004年に入るとメジャーレーベルGeffen Recordsと契約を結ぶことに
成功するも、それからまもなくトッド・モニーがバンドを脱退した為、
後任としてクリス・チェッセを迎え入れる。
同年8月10日に3rdアルバム『Siren Song of the Counter Culture』を
リリース。ビルボード・アルバムチャートにて初登場136位を記録し、
バンド初となるアルバムチャートへのランクインを果たす。
2006年7月4日、4thアルバム『The Sufferer & the Witness』を
リリース。ビルボード・アルバムチャートにて、前回を大きく上回る
初登場10位を記録する。
2007年初頭、クリス・チェッセがバンドを脱退。新ギタリストに
ザック・ブレイヤーを迎え入れる。
2008年10月7日、5thアルバム『Appeal to Reason』をリリース。
ビルボード・アルバムチャートにて初登場3位を記録する。
2011年3月11日、6thアルバム『Endgame』をリリース。
ビルボード・アルバムチャートにて初週に約85000枚のセールスを
記録し自身最高となる2位を記録する(2012年末時点で、販売累計
は32万枚を突破している)。
2013年、ニューアルバムの制作を発表。9月10日、シングルB面曲、
カヴァー曲、レア音源を収録したコンピレーションアルバム
『Long Forgotten Songs: B-Sides & Covers (2000–2013)』を
リリース。UKアルバムチャート73位、ビルボード200で19位を
記録。
2014年、アルバム『The Black Market』をリリース。
ビルボード200で3位に達した。
2017年、アルバム『Wolves』をリリース。ビルボード200で
9位に達した。
バンドはアムネスティ・インターナショナルやIt Gets Better
Projectなどの支援団体である進歩主義の支持者としても知られて
いる。また、積極的に動物の権利を促進している。
メンバーのほとんどはストレートエッジ(バーンズを除く)、
PETAサポーター、ベジタリアンである。
Rise Against – Prayer Of The Refugee
Rise Against – Savior