ハードロックの先駆け的存在。
また「ヘヴィ・メタル」の先駆的な存在であると思われる。
Deep Purple(ディープ・パープル)
1968年にロンドンで結成された、ハードロックの黄金期より
活動を続けるイギリスのハードロックバンド。
レッド・ツェッペリン、ブラックサバスと同時期にデビューし、
1972年のロンドンのレインボー・シアターでのコンサートで
「地球上で最も騒々しいバンド」として1975年のギネス世界記録に
掲載された。
もともとはサイケデリック・ロックとプログレッシヴ・ロックの
バンドとして結成されたが、1970 年のアルバム『Deep Purple in Rock』で
よりヘヴィなサウンドにシフトした。
これまでに、世界中で1億枚以上のアルバムを販売している。
子どものころから洋楽に親しんできた私ですが、
思い返せばロックを聞き始めたのはこのバンドからだったと
思います。カッコイイ!!それが第一印象でした。
自分のおこづかいで一番最初に買ったレコードが
このバンドでした。
Deep Purple – Highway Star
Deep Purple – Burn
ヘヴィメタルの源流の一つになったバンドであると考えられている
Blue Öyster Cult(ブルー・オイスター・カルト)
Blue Öyster Cultは、アメリカのロックバンド。
1967年にニューヨーク州ストーニーブルックで結成された。
シングル『(Don’t Fear) The Reaper』、『Burnin’ for You』、
『Godzilla』で最もよく知られている 。
アメリカで700万枚、世界中で2500万枚のレコードを販売している。
ヘヴィメタルという明確な表現を使われたのは彼らが初めてで、
音楽プロデューサーのサンディ・パールマンが彼らの音楽性に
対して使用した言葉と言われている。
今聞くと、あれ?へヴィメタルじゃないじゃん、と思うほど
キャッチ-なハードロック然とした曲が多いですが、
たしかに、オカルト的で独特な作品の数々は、へヴィメタルと呼ぶに
ふさわしいものがあります。
また、メタル・ウムラウト(バンド名表記でアルファベットの上部に
「¨」の記号を、特に意味もなく装飾効果を意図として使用する)を
使い始めたバンドとしても始祖的存在で、1975年に結成された
Motörhead(モーターヘッド)がこれに続き、以降、1981年結成の
Mötley Crüe、Queensrÿche(クイーンズライク)といったバンドも
この記号を使用しています。
Blue Öyster Cult – Don’t Fear the Reaper
Blue Öyster Cult – Burnin’ For You
ハードロックやヘヴィメタルに留まらず、ハードコア・パンクや
グランジ、ブラックメタルやドゥームメタル(ストーナーロック
やスラッジメタルも含む)といった新ジャンルにおいても、
その源流として扱われることが多い
Black Sabbath(ブラック・サバス)
1968年に活動を開始。
オジー・オズボーンは、生きたハトやステージに投げこまれた
コウモリを食いちぎったなどのエピソードが強烈((((((ノ゚⊿゚)ノ
また、ロニー・ジェイムス・ディオはメロイック・サイン
(正式名称はコルナ。人指し指と小指を立てたこれ→\m/ )を
世に広めた教祖的アーティストと言われています。
Black Sabbath – Paranoid
Black Sabbath – Heaven And Hell
ドイツのヘヴィメタルの先駆者とみなされている
Accept(アクセプト)
1968年に西ドイツのゾーリンゲンで結成された。
スピードとスラッシュ・メタルの発展に重要な役割を果たし、
1980年代初頭から半ばにかけて人気を博した。
また、スコーピオンズと並びジャーマンメタルの第一世代を
形作った、ジャーマンメタルのジャンルでは始祖的バンド。
以降、ハロウィン、ブラインド・ガーディアン(第二世代)、
エドガイ(第三世代)などのバンドに引き継がれてきた。
Accept – Breaker
Accept – Turn Me On
北欧メタルの始祖的存在として位置づけられることが多い
Europe(ヨーロッパ)
スウェーデンのハードロックバンド。
1979年、ウプランズ・ヴェスビで 、フロントマンのジョーイ・テンペスト、
ギタリストのジョン・ノーラム、ベーシストのピーター・オルソン、
ドラマーのトニー・レノによって結成された。
1986年の3rdアルバム『The Final Countdown』で世界的な名声を得る。
北欧メタルは英語でいうとSwedish glam metal、Swedish heavy metalの
カテゴリーに該当します。
Europe – The Final Countdown
Europe – Carrie
Europe – Open Your Heart
ロックギターにクラシック音楽の要素を盛り込み、驚異的な
速弾きでギター奏法に大革命をもたらした。
また、ネオクラシカルメタルというジャンルを開拓した。
Yngwie Malmsteen(イングヴェイ・マルムスティーン)
写真はアルバム「The Yngwie Malmsteen Collection」から
スウェーデン出身のギタリスト。1978年に音楽活動を開始。
19歳の時アメリカに渡り、ロン・キール(Keel)とともにSteelerを結成。
その後はレインボーの元ヴォーカリスト、グラハム・ボネットのバンド、
アルカトラスに加入する。脱退後ソロ活動を開始。
驚異的なエレキギターの速弾きと、クラシックとメタルを融合した
音楽スタイルを編み出し、多くのギタリストに影響を与えた。
ベルギーのバンドIron MaskのDushan Petrossi
Yngwie Malmsteen – Trilogy Suite Op: 5
Yngwie Malmsteen – Forever One
Yngwie Malmsteen – Death Dealer
アメリカデスメタルシーンの創生期を支え、世界中のデスメタル・
バンドに影響を与えた
また、デスヴォイスのパイオニアであると考えられている
Chuck Schuldiner(チャック・シュルディナー)
Deathは、アメリカのテクニカル・デスメタルバンド
1984年、フロリダ州アルタモンテ・スプリングスで
チャック シュルディナーが元の名前Mantasとして設立した
バンドは、カリフォルニアのPossessedとともに
デスメタルサウンドのパイオニアとして広く知られている。
シュルディナーは自身が「デスメタルのゴッドファーザー」と
呼ばれることに不快感を示し、
「このデスメタルの功績を認める必要はないと思う。
私はただのバンドの人間で、デスはメタルバンドだと思います。
名前と歌唱スタイルを考えると、ええ、私たちはそれに夢中です。
それが何であれ、栄誉を受け取るのはとても良いことですが、
私が望むのは、メタルのために何か良いことをしたことだけです。
私はヘヴィメタルのファンで、ファンとして何かお手伝いできることが
あれば、それはいいことです」と語った。
2001年、シュルディナーは脳腫瘍のため34歳という若さでこの世を去った。
デスヴォイスというヴォーカルスタイルを確立した
パイオニアとされるアーティスト。
(デスヴォイスは日本で通じる用語で、英語ではgrowl(グロウル)に該当)
Death – Symbolic
Death – Evil Dead