今回は「Melodic Heavy metal / Glam metal / Hard rock」の
パート2で、カナダ、アメリカで80年代、90年代に活動していた
バンドをご紹介します。
Killer Dwarfs
Killer Dwarfs(KiLLeR DWaRfSとも表記される)は、カナダの
ハードロック、グラムメタルバンド。
1981年、オンタリオ州オシャワで結成された。
カナダのバンドではあるが、Iron Maiden、 Saxonなどイギリスの
NWOBHMのバンドとたびたび比較される。
80年代から90年代にかけて出身地のカナダにおいて堅実な
成功を収め、ミュージック・ビデオがMTVなどでたびたび紹介され
アメリカでも高い評価を受けた。
オリジナル・ラインアップはRuss Graham(ラス・グラハム、Vo)、
Darrell Millar(ダレル・ミラー、Ds)、Bryce Trewin
(ブライス・トレウィン、G)、Ange Fodero(B)。バンドメンバーは
すべてSurname(姓)として”Dwarf”を名乗った。
1983年、バンドのセルフタイトルのデビューアルバム『Killer Dwarfs』
(2002年に再リリース)をリリース。『Heavy Mental Breakdown』、
『Outlaw of a Modern Man』、『Fire in Your Eyes』を収録。
アルバムはアメリカの特にテキサスのラジオ局でかけられ、カナダの
ジュノー賞にノミネートされた。
Bryce Trewin、Ange Foderoはすぐにバンドを脱退、ギタリストの
Mike Hall(マイク・ホール)、ベーシストのRon Mayer(ロン・メイヤー)
が加入する。以降1990年までこのラインアップで活動する。
1986年『Stand Tall』(2003年に再リリース)。タイトルトラック
『Stand Tall』、『Human Survival』、『Keep the Spirit Alive』を
収録。
1988年、バンドはメジャーレーベルのエピックレコードと契約を締結。
3rdアルバム『Big Deal』(2000年、2012年に再リリース)をリリースする。
『We Stand Alone』、『Hard Luck Town』を収録。
アルバム『Big Deal』はビルボード200で169位に達した。
1990年『Dirty Weapons』(2000年、2012年に再リリース)をリリース。
タイトルトラック『Dirty Weapons』、『Doesn’t Matter』を収録。
アルバムはビルボード200で151位に達した。
1991年、マイク・ホールが脱退。後任ギタリストとしてGerry Finn
(ジェリー・フィン)が加入。一年後の1992年にアルバム
『Method to the Madness』をリリースする。前作に収録の
『Hard Luck Town』、『Doesn’t Matter』を含む12曲を収録。
バンドは数年間ツアーをしたが、1990年半ばから後半にかけて、
他のプロジェクトに専念するためバンドは活動休止状態となる。
2001年にグラハム、ミラー、、ホール、メイヤーのラインアップで
北アメリカ全域のツアーのために一時的に再結成され、ツアーを
収録したライヴアルバム『Reunion of Scribes: Live 2001』を
リリースした。
現在のメンバー
・Russ Dwarf/Russ Graham (ラス・ドワーフ/ラス・グラハム、Vo 1981年-)
・Darrell Dwarf/Darrell Millar(ダレル・ドワーフ/ダレル・ミラー、Ds 1981年-)
・Gerry Dwarf/Gerry Finn(ジェリー・ドワーフ/ジェリー・フィン、G 1985年-
1990年、1991年-)
・Johnny Dwarf/Johnny Fenton(ジョニー・ドワーフ/ジョニー・フェントン、
B 2013-)
Killer Dwarfs – Hard Luck Town
Killer Dwarfs – Dirty Weapons
Killer Dwarfs – Doesn’t Matter
Winter Rose
Winter Rose(ウインター・ローズ)は、1980年代に活動していたカナダの
ハードロックバンド。
アメリカのプログレッシヴ・メタルバンド、ドリーム・シアターの
リードヴォーカル、ジェイムズ・ラブリエが以前に在籍していたバンド
として知られている。
Richard Chycki(リチャード・チッキー、G、B)、Randy Cooke
(ランディー・クック、Ds)はウインター・ローズ結成前、のちにスキッド・
ロウのフロントマンとなるセバスチャン・バックをヴォーカルに迎え、
Sebastian(セバスチャン:自身の名をバンド名とすることを本人が
希望した)の名の下活動を開始。
しかし、セバスチャン・バックはスキッド・ロウのオーディションを受ける
ためバンドを脱退。アメリカのニュージャージー州に飛び、リチャード・
チッキーの曲『Saved by Love』のデモテープを聞いたバンドは
セバスチャン・バックの声に感銘を受け1987年にスキッド・ロウに
迎入れる。
後任ヴォーカリストとしてジェイムズ・ラブリエ(ドリーム・シアター)が
加入。バンドは1988年から1989年まで一連のデモをレコーディング
する。
1989年、バンド名をWinter Rose(ウインター・ローズ)と変更。
InsideOut Musicよりセルフタイトルのデビューアルバム
『Winter Rose』をリリース。『Dianna』、『My Time』を収録。
このアルバムをリリース後バンドは解散。『Winter Rose』はバンドの
唯一のアルバムとなった。
現在、ギタリストのリチャード・チッキーはレコーディング・エンジニア
としてドリーム・シアター、ラッシュ、エアロスミス、スキレット、
ミック・ジャガーを含む多くのバンドを手がけている。
バンド解散後、ジェイムズ・ラブリエはあのドリーム・シアターに加入。
Winter Rose – I’ll Never Fall in Love Again
Winter Rose – Saved by Love
Winter Rose – Thrill Of The Night
Cold Sweat
Cold Sweat(コールド・スウェット)は、アメリカのハードロックバンド。
1988年に結成された。
80年代を代表するへヴィメタルバンドとして知られているキールの
ギタリスト、Marc Ferrari(マーク・フェラーリ)は1988年にバンドを脱退。
Oni Logan(オニ・ローガン、Vo)、Erik Gamans(エリック・ガマンズ、G)、
Chris McLernon(クリス・マクラーノン、B、元Saigon Kick)、
Anthony White(アンソニー・ホワイト、Ds)とともに自身のバンド
Ferrari(フェラーリ)を結成する。
しかし、バンド名フェラーリがギタリスト、マーク・フェラーリの本名で
あるといった事実にもかかわらず大手自動車メーカーからの異議申し立てが
あったため、シン・リジィの曲『Cold Sweat』からとってバンド名を
コールド・スウェットと変更する。
最初のヴォーカリスト、オニ・ローガンがジョージ・リンチ(元ドッケンの
ギタリスト)のバンド、リンチ・モブに引き抜かれてしまい、バンドは募集に
よりRory Cathey(Roy Cathy ロイ・キャシー)を獲得する。
1990年、ケビン・ビーミッシュのプロデュースによりアルバム『Break Out』
をリリース。
『Four On The Floor』『Take This Heart Of Mine』、イギリスのロックバンド、
フォガットが70年代にヒットさせた『I Just Want To Make Love To You』を収録。
しかし、アメリカでのDioとのツアーやクラブでのパフォーマンスが一定の
評価を受けたにもかかわらず、ほとんどプロモーション活動をすることが
なかったバンドは音楽シーンから姿を消し、1枚のアルバム『Break Out』を
残し1991年に解散した。
Cold Sweat – Four On The Floor
ミュージック・ビデオにロニー・ジェイムス・ディオがカメオ出演
Cold Sweat – Let’s Make Love Tonight
Cold Sweat – Take This Heart Of Mine
Every Mother’s Nightmare
Every Mother’s Nightmare(エヴリ・マザーズ・ナイトメア)は、
アメリカのハードロック、グラムメタルバンド。
1987年、テネシー州ナッシュビルでRick Ruhl(リック・リュール、Vo)、
Steve Malone(スティーヴ・マローン、G)を中心にMark McMurtry
(マーク・マクマートリー、B)とJim Phipps(ジム・フィップス、Ds)という
ラインアップで結成された。
メンフィスのロックシーンで名の知れていた彼らの、そのエネルギッシュな
ライヴパフォーマンスはClive Davis(Arista Records)の目にとまり
Arista Recordsとの契約を獲得する。
1990年、セルフタイトルのデビューアルバム『Every Mother’s Nightmare』
をリリース。『Walls Came Down』、『Love Can Make You Blind』、
『Listen Up』を収録。
1993年、2ndアルバム『Wake Up Screaming』をリリース。『House of
Pain』、『I Hate Myself』、『Already Gone』、『Break down』、
『Bang to the bone』を収録。
『House of Pain』のミュージックビデオはMTVのヘッドバンガーズ・
ボールでたびたびオンエアされた。
2000年、Perris Recordsより『Smokin Delta Voodoo』をリリース。
2002 年『Deeper Shade of Grey』をリリース。
2015年、EMN Recordsより『Snake』、『Loco Crazy』、『Upper Hand』、
『Blown Away』、『Sacred Circle』の5曲入りEP『Grind』をリリースした。
バンドは度重なるメンバーチェンジを経て、現在オリジナルメンバーは
リック・リュールのみとなっている。
Every Mother’s Nightmare – Love Can Make You Blind
このミュージックビデオで、父親からの虐待により心に傷を負ったティーンエイジャーを演じているのは
Michael Shannon。これが彼の初主演作となりました
Every Mother’s Nightmare – House Of Pain
Fifth Angel
Fifth Angel(フィフス・エンジェル)は、アメリカのへヴィメタル、
パワーメタルバンド。
1983年、ワシントン州ベルビューでTed Pilot(テッド・パイロット、Vo)、
James Byrd(ジェームズ・バード、G)、Ken Mary(ケン・メリー、Ds)を
中心に結成された。
1986年、テッド・パイロット、ジェームズ・バード、ケン・メリー、
Ed Archer(エド・アーチャー、G)、Kenny Ray(ケニー・レイ、B)の
ラインアップでマイク・ヴァーニーのシュラプネル・レコーズよりセルフ
タイトルのデビューアルバム『Fifth Angel』をリリース。
『In The Fallout』、『Call out the Warning』、『The Wings Of Destiny』、
『Fade To Flames』を収録。
パイロット、アーチャー、バードによってすべての曲が書かれ、アルバムは
ビルボード200で117位に達した。
1987年、ケニー・レイが脱退。後任としてジョン・マッコが加入。
1988年、メジャーレーベルのエピックレコードと契約を締結。
バンドは2ndアルバムのレコーディングに取り掛かるが、創設メンバーで
ギタリストのジェームズ・バードが脱退する。後任としてKendall Bechtel
(ケンドール・ベクテル)が加入。
1989年、2ndアルバム『Time Will Tell』をリリース。『Midnight Love』、
『Time Will Tell』を収録。しかし、アルバムをリリース後バンドはレーベル
から契約を解除されてしまう。
1990年、バンドは解散。メンバーはそれぞれ別の道を進んでいった。
2009年、エド・アーチャー、ジョン・マッコとケンドール・ベクテルは
ドラマーのジェフリー・マコーマックを迎えバンドを再結成。
2010年、ゲストシンガーとしてPeter Orullianを迎え最初のライヴを行い、
バンドは新しいメンバーでの新たなる歴史を開始した。
Fifth Angel- The Wings Of Destiny
Fifth Angel – Midnight Love
Fifth Angel – Time Will Tell
Tangier
Tangier(タンジアー)は、アメリカのハードロックバンド。
1984年、フィラデルフィアでソングライター、ギタリストのDoug Gordon
(ダグ・ゴードン)を中心に結成された。ブルージーなロックを基本とした
バンドは1980年代後半から90年代にかけて人気を博した。
オリジナルラインアップはダグ・ゴードン(G,Vo)、Bill Mattson
(ビル・マットソン、Vo)、Mark Hopkin(マーク・ホプキンス、Ds)、
Rocco Mazzella(G)、Mike Kost(B)。
1985年、Wolf Recordsよりセルフタイトルのデビュー・アルバム
『Tangier』をリリース。タイトルトラックの『Tangier』、
『Lately I Don’t Know』を収録。
バンドはアトコ・レコードと契約を締結。
1989年、ダグ・ゴードン(G)、ビル・マットソン(Vo)、Gari Saint(G)、
Garry Nutt(B)、Bobby Bender(Ds)のラインアップでメジャー
レーベルからの最初のアルバム『Four Winds』をリリース。
『On The Line』、『In Time』、タイトルトラックの『Four Winds』を
収録。アルバムはビルボード200で91位に達した。
1990年、ビル・マットソンが音楽性の違いを理由にバンドを脱退。
後任ヴォーカリストとしてMike Le Compte(Vo,G,Key)が加入する。
若干のラインアップの変更を経てダグ・ゴードン、Mike Le Compte、
Garry Nutt、Bobby Benderの4人編成となったバンドは
1991年、メジャーレーベルから2枚目となるアルバム『Stranded』を
リリース。『Since You’ve Been Gone』、『Caution to the Wind』、
タイトルトラック『Stranded』などを収録。アルバムから『Stranded』の
シングルとミュージックビデオがリリースされた。
バンドは1992年に活動を停止した。
Tangier – Paradise
Tangier – On The Line
ミュージックビデオにパメラ アンダーソンが出演
Tangier – Stranded
Valentine
Valentine(ヴァレンタイン)は、アメリカのハードロックバンド。
バンドの結成は幼なじみであるAdam Holland(アダム・ホランド、G)
とGerard Zappa(ジェラード・ザッパ、B)がハイスクール在学中に
さまざまなバンドでプレイし曲を書き始めたのがきっかけだった。
彼らはニール・クリストファー(Ds)、クレイグ・プルマン(Key)とともに
特別な声を持つヴォーカル探しをした。彼らは最終的にHugo Valenti
(ヒューゴ・ヴァレンティ、Ramos Hugo)を得てヴァレンタインを結成。
ロングアイランド周辺のクラブなどでプレイした。
バンドはGiant Recordsと契約。1990年、セルフタイトルのデビュー・
アルバム『Valentine』をリリース。『Tears In The Night』、『Someday』、
『You’ll Always Have Me』などを収録。
現在のメンバー
Adam Holland(アダム・ホランド、G)
Gerard Zappa(ジェラルド・ザッパ、B)
Mike Morales(マイク・モラレス、Ds)
Craig Pullman(クレイグ・プルマン、Key)
Hugo Valenti(ヒューゴ・ヴァレンティ、Vo)
Valentine – Runnin’ On Luck Again
ミュージックビデオにアリ・シーディが出演
Valentine – No Way
Valentine – Tears In The Night
Heaven’s Edge
Heaven’s Edge(ヘヴンズ・エッジ)は、アメリカのハードロック、
グラム・メタルバンド。
1987年、Mark Evans(マーク・エヴァンス、Vo)、Reggie Wu
(レジー・ウー、G)を中心に結成された。
1990年、マーク・エヴァンス、レジー・ウー、Steven Perry(G)、
G. G. Guidotti(B)、David Rath(Ds)のラインアップでコロムビア・
レコードよりセルフタイトルのデビューアルバム『Heaven’s Edge』 を
リリース。『Play Dirty』、『Come Play The Game』、『Hold On To
Tonight』を収録。
『Skin To Skin』のシングルとミュージックビデオがリリースされ、
アルバムはビルボード200で141位に達した。
バンドは1998年、MTM Recordsと新たな契約を締結。プロデューサー
のNeil Kernonに2ndアルバムのレコ-ディングを依頼される。
マーク・エヴァンスとレジー・ウーは新しいメンバー、Steve Parry(G)、
George Guidotti(B)、David Rath(Ds)を迎えレコーディングに
向けたアルバム制作にとりかかる。
この2ndアルバム『Some Other Place, Some Other Time』は当初
1992年にリリースされる予定であった。新しくいつかの曲が書き足され
レコーディングしたが1998年の完成に間に合わなかった。
1999年、アルバム『Some Other Place, Some Other Time』は
ヨーロッパではMTM Records、日本ではポニーキャニオン、アメリカ
ではPerris Recordsよりリリースされた。
アルバムから『Rock Steady』、『Jacky』、『Call My Name』、
タイトルトラック『Some Other Place, Some Other Time』を収録。
このアルバムを最後に1992年、バンドは解散する。
バンドは2013年にオリジナルメンバーで再結成した。以来時折ライヴを
行っている。
Heaven’s Edge – Find Another Way
Heavens Edge – Skin To Skin
Heavens edge – Rock steady
Saigon Kick
Saigon Kick(サイゴン・キック)は、アメリカのハードロック、へヴィメタル
バンド。
1988年、フロリダ州マイアミでリードヴォーカルのMatt Kramer
(マット・クレーマー)、ギタリストのJason Bieler(ジェイソン・ビーラー)、
ベーシストのTom Defile、ドラマーのPhil Varoneにより結成された。
1991年、セルフタイトルのデビュー・アルバム『Saigon Kick』をリリース。
すべての曲がジェイソン・ビーラー、マット・クレーマーによって書かれ、
バッキング・ヴォーカルとしてジェフ・スコット・ソートが参加している。
『What you say』、『Suzy』、『Coming Home』、『Come take me
now』を収録。
1992年、2ndアルバム『The Lizard』をリリース。1993年公開の映画
「Beyond the Law(邦題:キング・オブ・ハーレー)」のサウンドトラックに
収録された『Body Bags』、セルフタイトル・トラック『The Lizard』を
収録。シングルとして『Love Is on the Way』、『All I Want』がリリース
され、『All I Want』はメインストリーム・ロックトラックチャートで15位、
『Love Is on the Way』はビルボードホット100で12位、メインストリーム・
ロックトラックチャートで8位に達しRIAAによりゴールドに認定された。
『The Lizard』はビルボード200で80位に達し、1996年11月20日に
RIAAによりゴールドに認定された。
このアルバムをリリース後Tom Defileが解雇される。
後任として元Cold Sweatのベーシスト、クリス・マクラーノンが加入する。
1993年、勢いがついたバンドはすぐに3rdアルバム『Water』の制作に
取り掛かるが、レコーディング中にリードヴォーカルのマット・クレーマーが
バンドを脱退したため、ジェイソン・ビーラーがリードヴォーカルとギターを
兼任した。『Water』はビーラーをリードヴォーカルとした最初のアルバムと
なった。『One Step Closer』、『I Love You』、『On And On』を収録。
『I Love You』はミュージックビデオが制作された。
しかし、アルバムは前作のような商業的成功を収めることができず、
1994年、バンドはアトランティック・レコードから契約を解除される。
1997年、マット・クレーマーが復帰。ジェイソン・ビーラー、マット・クレーマー、
Ricky Sanders(Ds Phil Varoneは既にバンドを脱退)、クリス・マクラーノン、
Pete Dembrowski(G)からなるラインアップの最初のアルバム
『Moments from the Fringe』がリリースされた。オリジナルメンバーで
レコーディングされた『Dizzy’s Vine』を含む18曲を収録。
2000年、バンドは解散する。
2012年9月21日、バンドはFacebookのサイゴン・キック公式サイトで
「サイゴン・キックは元メンバーのマット・クレーマー、ジェイソン・ビーラー、
クリス・マクラーノン、Tom Defile、Phil Varoneで再結成する予定である」
と発表した。
2013年、バンドはTom Defileがもはやバンドメンバーではないことを
発表した。
2015年5月12日、バンドはPhil Varoneが脱退、サポートメンバーとして
Jonathan Mover(Ds)が加入したことを発表。3日後にはクリス・マクラーノン
がバンドを脱退したと発表した。
現在のメンバー
・ジェイソン・ビーラー(G.1988-1999、2012-)
・マット・クレーマー(Vo.1988-1993、1997、2000、2012-)
現在のサポートメンバー
・Jonathan Mover(Ds.2015-)
・Steve Gibb(G.2015-)
・Atom Ellis(B.2015-)
Saigon Kick – Love is on the way
Saigon Kick – One Step Closer
Saigon Kick – Body Bags
Lion
Lion(ライオン)はアメリカのへヴィメタル、グラムメタルバンド。
1986年公開のアメリカ・日本合作アニメーション映画「Transformers
(邦題:トランスフォーマー ザ・ムービー)」のテーマソング
『The Transformers(Theme)』で知られている。
1983年、スコットランド出身で元TytanのリードヴォーカルKal Swan
(カル・スワン)は、元ローンスターのギタリストTony Smith
(トニー・スミス)とバンドを作るべくイギリスからロサンゼルスに移動。
ベーシストのAlex Campbell(アレックス・キャンベル)、
元SteelerのドラマーMark Edwards(マーク・エドワーズ)と
ともにLyonという名の下デモの作業を開始。
のちにカル・スワンとマーク・エドワーズはバンドメンバーを募集、
ギタリストDoug Aldrich(ダグ・アルドリッチ、元Whitesnake、Dio、
Hurricane)とベーシストJerry Best(ジェリー・ベスト)が加入し
Lion(ライオン)を結成する。
『Love Is A Lie』が1984年公開のアメリカ映画「Friday the 13th:
The Final Chapter(邦題:13日の金曜日完結編)のサウンド
トラックに収録された(1989年『Trouble in Angel City』に収録)。
翌1985年には『Power Love』の6曲入りEPが日本にむけて
リリースされた。
1987年、バンドはスコッティ・ブラザーズと契約。フルレンクスの
デビューアルバム『Dangerous Attraction』をリリース。
『Armed and Dangerous』、『Hard and Heavy』、
『Never Surrender』、『Power Love』、『After the fire』、
『The Transformers (Theme)』を収録。
1989年『Trouble in Angel City』をリリース。
『Love Is A Lie』、『Trouble In Angel City』、『Hold on』、
『Forgotten Sons』を収録。
しかし、同年9月エドワーズはオートバイのレースに出場中、崖から落ちて
首を骨折。バンドは1ヶ月後に解散した。
1990年、スワンとアルドリッチは、後にバッド・ムーン・ライジングを結成。
1998年まで活動した。
魂を感じるヴォーカリスト、カル・スワン。彼のようなヴォーカリストは居そうでなかなか居ない
Lion – Hard And Heavy
Lion – Power Love
Lion-Forgotten Sons